2019年6月7日

三菱ボンバルディア

発表前に露呈してしまった、MRJのカナダ・ボンバルディア買収の話。ボンバルディアとしては、鉄道ビジネスに集中したいし、MRJは開発中のMRJ90を軌道に乗せて、Regional Jetビジネスを何とか立て直さないといけない。記事の最後には、「思惑が一致して」と書いているけれど、かなりMRJ側に取って、荷が重いというか負担が大きい気がするけれど。

まぁ、日本ではかなり減ったけれど、世界的にはまだCRJは多数利用されているし、そのメンテナンスサービスを通して、航空ビジネスのKnow-Howを取得するというのも有るかもしれない。ただ、世界の二大航空機メーカーは、記事の最後にあるようにすでにこのサイズの機体から大型機まで手当済みで、となると量産効果とかボリューム効果で、MRJは厳しい立場に。後個人的に感じるのは、中国国内の航空機メーカーも、今は世界的に相手にされていないけれど、彼らだって時間さえ有ればちゃんとした物を作るだけの力とお金はあるから、MRJがモタモタしているとあっと言う間にそのポジションを奪われると思うしなぁ。

詳細は、6月17日からのパリ航空ショーで発表という事らしいけれど、どう言う反響がでるんだろうか。まぁ、MRJとしては、会社名が変わろうと買収しようと、先ずは今のMRJを来年早々には正式に軌道に乗せなければいけないわけで、それは大丈夫なんだろうか。

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