PCWatch、山田祥平氏のコラムから、ノートブックパソコンにTouchPadは必要か、という話。TrackPoint派の私としては、「TouchPadはいらない、TrackPointは欲しい」が結論なんだけれど、コラムではTouch Screen I/Fが今後は主流になるからTouchPadの必要性は減るのでは、と言う話。
最初に書いたように、私は最初に使ったノートブックパソコンがThinkPadだったので、いらいポインティングデバイスはずっとTrackPoint。10数年位前から、ThinkPadでもTrackPointとTouchPadが両方搭載されるようになったけれど、先ず最初にToucuPadをDisableにするのが習わしでした。所が、Windows8の頃位かなぁ、それまでPrivate DriverだったTrackPointのドライバーが、OSのIn-box driverになると、H/Wのアクセラレーションが設定出来なくなり、一番軽い設定で使っていた自分としては、TrackPointが重くなってしまい、凄く使いづらい。マウスのPropertyで有る程度変更出来るんですが、以前はそこで一番軽い設定にして、さらにH/Wの設定も軽くしていたから、この状態は凄く不満。結果的に、以前はカーソル移動で軽く触れるだけだったTrackPointが、結構力を入れるようになり凄く使い勝手が悪くなったんですよね。
さらに悪い事に、この頃から画面の高解像度化が進み、カーソルの移動距離が大きくなるとともに、細かな操作も必要になります。以前可なら、軽く指先で操作出来た物が、変に力を入れるようになったから、これもなかなか面倒。で、折衷案として使い出したのが、TrackPointとTouchPadの併用で、細かな操作や単純なポインティング操作はTouchPadを、ドラッグ・ドロップとか、通常の操作はTrackPointを使うように棲み分けを始めたんですね。最初は凄くやりづらかったけれど、TouchPadのエリア設定を弄ったり、いろいろやって、本当にやっと最近何とか両用できるようになったところ。それなのに、TouchPadも無くなるとそれはこまる(笑)。
ノートブック型のパソコンの場合は、全ての操作がその中で完結するべきだと思うんですよね。だから、慣れた人も居るんだろうけど、外付けマウスというのは個人的には論外。Touch Panelも、画面が汚れるのが一番嫌で、後は単純にボタンを押すくらいの操作なら良いけれど、細かなファイル操作とかは無理。結果的に、TrackPointかTouchPadというような、キーボードに埋め込まれたデバイスしか選択肢は無いように思いますね。昔の機種だと、Track Ballというか、マウスの裏のボール(と言っても、最近はレーザー式で、機械式マウスなんて知らないか...)がついているものも合ったけれど、あれも今では使いづらいだろうし... キーボードを使う文字入力が残る限り、個人的にはホーム母児ションのまま操作出来るTrackPointが最強と思うけれど、例えば文字入力が音声とかキーボードに依存しない形になれば、例えばカメラを利用したジェスチャーによるポインティングデバイスみたいなものも登場するかもしれないし、その時代だと今のWindowsのI/Fすら残っていないかも。対話型、あるいはジェスチャー型、もしかしたら思考入力とか(笑)。そういうブレークスルーは、いつ来るのだろうか。
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