2019年6月2日

プラスマイナス

来年春から成田空港で導入予定の「顔パス(OneID)」についての記事。チェックイン時に顔写真を登録する事で、移行の保安検査場通過、出国審査、搭乗まで、これまでのように搭乗券やパスポートを提示せずに認証されるというもの。また、既に同様のシステムが導入されている、シンガポールのチャンギ国際空港や米国のアトランタ国際空港のシステムと事なり、立ち止まって顔認証する必要はなく、ウォークスルーで認証されるのが世界初とのこと。でも、記事をよくよく読むと、出国審査の顔認証は現在のシステムを使うとなっているから、そこではパスポートのスキャンが必要になりますよね? ちょっと「ウォークスルー」というには語弊があるような。

確かに便利なんだけれど、今使っているWebチェックインと事なり、最初のチェックインカウンターで登録しないといけないわけで、その手間なり待ち時間などはどうなるんだろうか。また、航空会社によってこの装置って準備出来るのかなぁ。例えば、ANAは上級会員向けにZゲートを設けているけれど、そこに無いとこれまでのようなチェックインになるわけで、あるいは外に出てこの装置で顔認証だけやる必要があるとか。記事の写真を見る限り、チェックイン時のスキャン用の端末は、そんなに大きなものは必要なさそうなので、そこそこの台数はあちこちに設置されるんだろうか。

このシステム、プライバシーの問題もあるから使用は限定的なんだろうけど、航空会社としては空港内のモニターカメラと連動させて、このフライトの乗客が今現在何処にいるのかというトレース目的でも使いたいんじゃ無いだろうか。それにより、なかなか搭乗口に現れない乗客を慌てて捜し回らなくても良いし、場合によっては搭乗口から遠い場所に居るようなときには、あえて「時間が掛かりますよ」なんて注意喚起する事も出来るだろうし。まぁ、そこまでやるにはモニターカメラも揃えないといけないし、一寸無理かもしれないけれど、でも中国の空港なんかは既に密かにそんな事をやっていそうな気がする。あと、ラウンジ利用の時も、いちいち搭乗券を提出しなくても、顔認証ですっと入れたら良いけれど、そこまではデータリンクしそうも無いしなぁ。今のシステムでも十分簡単だと思うけれど、実際にこの顔パスシステムが導入されてどうなるんだろうか。来年の春、夏くらいにフライトすれば否応なく経験できますが(笑)。

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