ANAが導入した、成田-ホノルル路線用のA380「FLYING HONU」が、いよいよ運航開始。その初便が昨日出発。ANAとしては、JALに大きく水をあけられているホノルル路線での起死回生の一撃にしたいんだろうけど、どうかなぁ...
ちょっとビックリしたのは、今回ANAがA380を就航させることで、座席供給量でのシェアは25%迄アップするらしいんですが、対するJALは30%。JALは、ホノルル以外のコナ線もあるから、50%位シェア持っていると思っていたので、これは意外。後ハワイに飛ばしているのは、UA、DL、HA位か。以遠権を利用しての、大韓航空とかアシアナも飛ばしているんだろうけど、こちらは地方発が多いのかな。
確かに、ハワイは日本人に人気の行き先で需用も大きいと思うけれど、そこにA380を投入する理由はどこまであるのか、今でも疑問。今は話題先行でメディアも取り上げてくれるだろうし、それなりに人気路線になるだろうけど、運用するANAとしては折角のA380はこのホノルル路線にしか投入できないわけだし、3機体制になったら運用コストが大きくなりすぎるのでは。ビジネス路線じゃ無いですからね、コスト削減しないといけないと思うし。大体、AirBus自体もうA380の製造を止めているから、使用するにしても今後10年? 20年? なかなか大変だと思う。
対するJALも、特別塗装機を飛ばしたり、現地での長期滞在用に民泊大手と提携したりと、てこ入れしているわけで、ANAとしても単に座席を増やすだけで無く、JALの用に現地での「事の価値」を増やすようなアイデアを作らないと駄目でしょうね。ANAとしては提携しているHilton当たりと何かやるのかなぁ。そうなればそれで、ANAにもHiltonにも投資している自分としては一石二鳥なんだけれど(笑)。あぁ、やっぱりものは試しで秋くらいにA380には一度乗ってみたいなあ...
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