東西の審判員交流及びインスタントリプレイ実施にとのこと。「東西の審判員交流」というのがどう関係するのか分からないけれど(映像を見て、後日ジャッジ等の確認をするのだろうか?)、インスタントリプレイのために全プレーの映像を複数の角度から撮影しておく必要が有るわけで、それを利用するという話だろうか。NFLやカレッジだと、中継する放送局の映像以外にもインスタントリプレイ用に別カメラで映像を撮影しているように見えるけれど、流石に日本ではそこまでの余裕は無いので、逆にインスタントリプレイ用の映像を、そのまま流用してネット配信するというのは良いアイデアなんじゃ無いだろうか。今のデジタル技術なら、録画する方はリアルタイムにどんどん撮り溜めていて、そのデータを再生したり、組み合わせて(スイッチングして)流すことは可能ですからね。合わせて、準決勝2試合の模様をネット配信いたします。
難しいのは、プレーに絡むシーンをちゃんと撮影出来るかどうかで、スカウティングに使う、ワイド(サイドラインからの映像)やタイト(ゴールポスト裏からの映像)の映像だけでは、インスタントリプレイは難しいわけで、多分プレー(=ボールキャリア)を専門についづいするカメラが必要なはず。それも、ランプレーならQB→RBと追いかければいいけれど、パスの場合はレシーバーそれぞれにカメラを付けるのは難しいし、ディレイでRBがバブルで出てくる何て言うのも大変だろうし。
少し前にXリーグで「AIカメラ」のテスト配信をしていて、まだまだ学習は必要だけれど、得点とかダウン・ヤード表示を入れれば、結構ほぼ無人化した中継が可能な気がします。その分相手リソースを、個別の選手撮影に回せば、配信映像としても迫力・付加価値が増すし、レビュー用映像としても役立ちそう。とは言っも、位ナイターの試合は大変そうだし、悪天候の時にはさらに大変だろうし。それでも、昔(20年位前)は、CS放送のSky-Aが、Xリーグの全試合を放送していた衣有るわけですからねぇ...
今、カメラの性能は上がる一方でコストはどんどん下がっているので、可能なら複数の固定カメラをフィールドをそれぞれカバーするように10台くらい配置して、それとは別にハンディカメラを複数台サイドラインやスタンドに配置して映像を撮影し、それを組み合わせて半自動化システム見たい物を作るのは、そんなに難しくないと思うんですよね。それこそ今の時代、カメラはスマホで代用して、そのままWi-Fiでスタジアム内のAPに飛ばして映像を集め、それをiPadで録画しながらダイレクトに送出もしてしまう、何てどうだろうか。以前から言っているんですが、ネット配信を前提にすれば、今のテレビの画面みたいな構成にする必要もなく、複数のウィンドゥを開いて、1) 映像のみの窓、2) 得点やダウン表示の窓、3) 計時(ゲームクロックとプレークロック)の窓、見たいに目的ごとにウィンドゥを開いてみても良いはず。あるいは、それぞれを組み合わせて一つの画面化するようなスキンを作っても良いだろうし。さらに言えば、10秒くらいのキャッシュ機能もローカルに持たせて、TDシーンとか気になる場面はその場で「リプレイ」ボタンをクリックすると、ローカルで再生してくれるとか。テレビの限界が言われて久しいけれど、ネットは殷賑もテレビの後追いでは無く、ネットだから出来る事、端末だから出来る事、色々付加価値を考える時代だと改めて感じますね。
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