永江一石氏が、以前の仕事仲間(?)の堀江貴文氏の事をご自身の記事に書いていて、これがなかなか興味深い内容。先日も、成功したMOMO 3号ロケットの話を書いて、少しホリエモン氏を見直したのだけれど、今回のロケットの話が、もう20年近く前から続く話だったとは思わなかった。
記事の前半に書かれているけれど、永江氏が雑誌のインタビューとして、当時ベンチャーを立ち上げた大学生の頃の堀江氏に会い、その中で将来の夢は「ロケットを打ち上げて、それに乗って宇宙へ行きたい」と言ったらしい。年齢から想像素に、1990年代中頃の話だから、ロケット打ち上げもそんなに荒唐無稽な話では無いだろうけど、それでも「ほら話」と思う人の方が多かった時代であることは確か。自分から、彼くらいの世代になると、子供の頃からアニメとか特撮物をテレビで毎日のように見ていた時代だから、そう言う発想がでてくること自体は変では無い。かくいう自分も、子供の頃からSF物が好きで、中学生くらいの時から当時ハヤカワから出ていたエドモンド・ハミルトンの「キャプテン・フューチャーシリーズ」にどっぷりハマっていたし、手当たり次第にSF物に手を出したなぁ。だから、結構ロケットは身近な存在だったし(笑)、宇宙人はいると思っていたし、タイムトラベルもNHKでやっていた「タイムトンネル」を見ていたから信じていたし(笑)。
今回、永江氏の記事や、そこにリンクされている堀江氏の記事に書かれているこれまでの道のりみたいな話を読むと、やはり何か一つの目標を持って、それに向かって進むことの大事さを痛感しますね。ただし、本当に成功する人は、闇雲にそのゴールに向かって直進するんじゃなくて、視線は外さないけれど、体の向きはその時々の条件や環境に応じて右を向いたり左を向いたりするけれど、目標に向かってすこしずつでも前に進むことだけは止めない。なかなか普通の人だと、対身近なところに妥協点を見つけたり、目標設定を諦めてしまったりするけれど、そう言うことを乗り換える強い心を持つことが必要だし、その為には先ずは自分自身を信用して自信を持つことが出来ないと厳しいでしょうね。
自分自身を振り返ってみると、子供の頃から電気工作が好きで、毎年お年玉で「電子ブロック」を購入し、中学生でアマチュア無線を始めて、高校で工業高校に行っていた友人経由で当時の4bitマイコンの存在をしり一気に理系、それもコンピューター関係に興味が沸き、それで何とか大学でコンピュータ関係の学科に入った後は、仕事もコンピューター関係の会社にバブルにも助けられて大量採用で滑り込み、就職面接で面接官に真面目に力説した「コンピューターとネットワークの融合」みたいな事も、それなりに経験したり商品化したり出来たし、まぁ壮大さではロケットには敵わないけれど、それなりに社会貢献も出来たしなぁ。それでも、まだまだ興味が尽きない分野はあるし、一つの目標に到達したなら、今度はさらにその先に次の目標設定をするというのは、高校時代のクラブ活動で散々叩き込まれたから、ホリエモン氏に負けない次の目標設定をしないと。自分が次のゴールに到達するのと、彼が次のロケットを打ち上げるのと、どちらが先になるか競争でもしようか(笑)。
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