2019年4月18日

嘘は直ぐにばれる

大阪府堺市長・竹山修身氏の政治資金をめぐる問題で、これは関西の読売テレビのスクープ何だろうか、100%確保できたとして再提出した政治資金収支報告書に含まれていたレンタカーの振込用紙が、選挙運動費用収支報告書で使用されていたものと「同じもの」が添付されていたという内容。単に日付けとか金額が一緒というだけでなく、銀行側の取り扱い番号まで一緒なら、それは同じ振込で間違いないはず。番号が同じなのに、違う振込と言う事が成立するなら、もう振込用紙は金銭移動の証拠にならなくなるし。

しかし、読売テレビも良くも見つけたものだと感心するけれど、まぁやろうと思ったら日付けとか金額とかをどんどん資料毎にDBに入れて、そこで別の収支報告書のデータと付き合わせれば、案外簡単に怪しい領収書は見つかるかもしれない。データ入力だって、その気になれば手入力でなく画像認識で数字部分だけ抽出する事も可能だろうし。

別件で、明石市長が暴言騒動で辞任して、その後選挙で再任されたけれど、あの場合も「暴言」とは言いつつもそれなりに理解出来る内容で、それでも辞任して、さらに本人はその気で無かったけれど周りから進められて再出馬して、結果的に自分で自分対しての信任を市民から得た形になったけれど、この人もそう言う禊ぎというか審判が必要なのでは。最も、明石市長の場合は自分の行為に対しての批判だったことに対して、この堺市長は違法行為に関しての疑惑ですからね。そちらの方が罪は重いし、説明責任も大きいと思う。

読売テレビのスクープの後、今朝のNNNの朝のニュースでも取り上げられたみたいだけれど、その他メディアは追随するんだろうか。大元は、地方政治とは言え政治の透明性の話だけれど、段々とメディアとしての矜持というか、存在意義みたいなものの証明にも繋がるような気がしてきた。

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