2019年3月21日

信頼のSEIKO

5年ほど前に購入したSEIKOのGPSソーラー腕時計のASTRON。快適に使用していたんですが、一年くらい前頃かなぁ、それまではずっと“F"だった充電状態が時々”M"になったり”E"になったりするようになりました。そのうちに、ずっと"M"位の状態のままになるようになり、最終的には"E"のまま。真夏の強い日差しの中、外に出して直射日光下で一週間くらいずっと充電したりしましたが、最初の頃はそれで"M"位まで上がるんだけれど、そこでGPSにアクセスして時刻調整すると一気に電力を消費するのか、また"E"に戻ってしまう。そのうちに、"M"にもならず何をしても"E"のままの状態が続くと、GPSでの時刻調整も出来なくなり、気が付いたら20秒くらい時刻が遅れている状態に。折角正確性を欲してGPSソーラーを購入したのに、これでは話になりません。もう5年も過ぎているし、最近のモデルは薄型になって、しかも「みちびき」も利用した時刻調整でさらに精度とスピードアップしているらしい。ただ、購入したら下で、今のこのASTRONを持てあましてしまうし。

結局、一度オーバーホールに出してみましょうということで、先週初めにサービスを申込、数日後に時計をサービスセンターに発送しました。今週初めに「届いた」という受付確認が来て、今月中くらいにオーバーホールされて戻るのかなと思っていたところ、今朝方SEIKOのサービスからメールが届いています。「おっ、修理完了のお知らせかな」と思ったら、ちょっと意外な内容が書かれていました。要約すると、

  1. 問題の現象は確認した
  2. ソーラーパネルの出力が不安定な状態
  3. その為充電できない状態に至ったと思われる
  4. 使用上の不具合ではないので、修理は無償で進める(!)
  5. 修理内容は、ソーラーパネル交換、二次電池交換、パッキン交換、防水検査
  6. 送料に関してもSEIKO側が負担する
と、意外な内容でビックリ。私は、電池の劣化か何かかなと思っていたんですが、ソーラーパネル自体に不具合が発生していたみたいですね。元々、もう保証期間はとっくに過ぎているし、まぁ電池にしても5年位なら寿命かなと思っていたので、当然有償修理になると思っていました。ただ、ソーラーパネルの予想寿命よりも早く劣化していた、あるいは何か不具合が含まれていたのでしょうかねぇ、無償で全部交換してくれるというのは。そのまま「ソーラーパネルの出力が不安定でしたのでパネルを交換しました。修理費用は、見積通り〇〇円です。」でも文句は無いのですが。このあたり、流石にSEIKO、信頼の日本メーカー(いゃ、海外メーカーでも誠意ある対応してくれるだろうけど)とちょっと感激しました。こう言う体験があると、やはり「次もSEIKO」と思いますよね。

さて、新品に近くなって戻ってくる私のASTRON。新機種購入はどうしようか... 新しいモデルだと、メインの計時とサブ計時(GMT)を、ボタン操作で入れ替える事が出来るので、USとかに海外旅行に行ったときに便利そうなんですよね。2019年の記念モデルとか出てきたら、購入しようかと思案中です。

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