2019年3月25日

政府専用機後退式典

この三月末で運用が終了する現在の政府専用機から、翌日四月一日から運用が始まる新政府専用機への交代式典の記事
1992年から運航開始した現在のB747-400の任務飛行回数は349回ですかぁ。27年間使用されたので、年間約13回、大体毎月1回何処かに飛んでいったことになるわけですね。一回海外へ飛べば、最低でも1週間、普通なら2週間くらい言ったきりになるわけですから、整備なども考えるとスケジュール的には結構厳しいのかも。先日、羽田から沖縄へ飛ぶときに、たまたま前にタイ国際航空のB747が離陸待ちをしていて、凄く懐かしい気持ちが沸いてきたけれど、さらに二機B747が退役して、益々寂しくなるなぁ。

退役したB747は他所に売却されるみたいですが、中の貴賓室の一つは浜松の航空自衛隊エアパークに展示されるらしい。この貴賓室、個人的にはB747の2F部分に接地されていたと思うんですが(天皇陛下の頭の上に人が来るのは失礼、という理由から)、B777では先頭部分に接地されるんでしょうね。だから、通常ファーストクラスで利用されるL1ドアではなく、その後ろのL2ドアが正式な搭乗口としてエンブレムが掲げられるのでは無いかと想像。まぁ、万が一の場合にはL1が非常用脱出口として利用されることは間違いないだろうけど。でも、スターボードサイド側のL1は、ミール搬入などで使用されるんだろうか。あるいは、政府専用機だから、L2とか後方のドア利用で機内荷物は搭載するんだろうか。なかなか興味が沸きますね(笑)。
いかにも「政府専用機」という直線的なラインデザインのB747と事なり、新政府専用機は波形のラインが特徴で、個人的にはこのラインデザインは好き。ちょっとMRJの初期塗装に色違いだけれど似ている気がするけれど(笑)。気になるのは、この新政府専用機の初任務。外交予定では、安倍総理が4月下旬に米国や欧州訪問する予定がありそうで、この訪問時に利用されるとなると、初任務で世界一周(日本→米国→カナダ→欧州→日本)をしてくるんだろうか。ちょっと羨ましい(笑)。あるいは、4月30日で譲位される天皇陛下の国内ご訪問に最初に利用されるのだろうか。でも、4月に伊勢神宮へご参拝される予定位で、上位のご準備や年齢などを考えると、飛行機を利用しての地方訪問はなかなか厳しそうな気もするけれど。そこを無理矢理でも、羽田からセントレアへ新政府専用機で飛んで、そこから伊勢神宮というルートはどうだろうか。天皇皇后両陛下が飛行機好きかどうかは分からないけれど、一度は新政府専用機をご利用頂いて欲しいなとは思う。

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