2019年1月22日

強制終了

韓国海軍艦艇によるレーダー照射事件に関して、防衛省が韓国との協議打ち切りを発表。説明も二転三転し、証拠を出してもかたくなに認めず、これ以上は埒が空かないという判断なんでしょうが、まぁ素人目に見ても、あれだけの映像証拠があればどちらの説明が正しいのか判断出来るし、それが専門家であれば言わずもがな。まぁ、プライド高い性質の韓国なので、その防衛省の発表に対しても、我々の試聴覆す証拠はないみたいな事を言っているみたいだけれど、元々二転三転している説明自体が支離滅裂なわけで、先ずはそれを整理して矛盾を解消しないと。最も解消すると、韓国の主張が覆るわけですが。

以前書いたときには、なんで通信設備も無いだろう北朝鮮の漁船に、韓国の艦艇が二隻も遭遇しているのか不思議でしたが、韓国側が公開したその漁船の救助活動中(?)の映像で、北朝鮮漁船の船には構造物があり、よく漂着するような漁船とは異なるし、あと元自衛隊の情報分析官というコメンテーターが指摘していましたが、その構造物の間にダイポールアンテナみたいな物があることを指摘していたけれど、確かにそう見える。長さから言うと、21Mhz当たりかなという気もしますが、どうだろうか。実際に通信機器まで搭載していたかどうかは不明だけれど、情報収集とか少なくともあの当たりでイカ釣りをするような船には見えないことは確か。あと、これも元自衛隊のコメンテーター氏が指摘していたけれど、あの時の漁船を挟んでの船の配置が救助活動では無く、動きを牽制する配置だったという事も興味深いですね。漁船の前後に海警搭載のボートが着き、さらに右側にその海警の大型艦艇が位置。また、韓国海軍艦は、漁船の進行方向に位置して前進を阻むような配置になっています。漁船が空いている左側に移動すれば、韓国海軍艦が追撃できるし、右側に抜けようとすれば海警艦が阻止行動できる。最初にあの映像を見たときの違和感を説明するには、十分な内容じゃないかと。

あくまで想像ですが、防衛省、あるいは政府とししても、ある程度の状況や詳細は分かっているんじゃ無いだろうか。だから、最初は水面下で話をしてミスであったことを韓国が認めて今後の対策を約束すれば、今回の件は表には出ずに終わっていたんじゃ無いだろうか。それが、どう言う理由かミスを認めず、剰え日本側の責任を言うような場面になり、そこで日本側としても公にせざるを得なくなったように感じますね。今回の事件の前には、色々日本との摩擦があったこともあり、それなりに韓国海軍、韓国国防省内にも何か反発みたいなものがあったかもしれないけれど、それにしてもちょっと異常な感じ。それとは違う、もっと大きな背景があるからこそ、あの場所に日本の自衛隊が来ることをというか、日本が関わることを極力避けたかったような気がしますね。となると、やはり北朝鮮との後ろめたい関係なり行動を隠したかったのでは言う推測が一番しっくりくるわけですが。

3月1日の、抗日記念日100周年がどうなるのか、まだまだ色々ありそうですね。ところで、防衛省のレターの中に記載されている韓国側の発言で、「脅威を受けた者が、脅威と感じれば、それは脅威である」と言う物があったようですが、これって「私達は、小心者でびびりですから許してください」と言っているようなものでは。時と場所によるけれど、一番今日に対して強く粗無ければならないはずの軍人が言う台詞とは思えない。多分、現場では無く上の人が言っているんだろうけど、現場の士気が下がらないのだろうか。他人事ながら気になりますが、それはそれ自業自得だし。結局は、今回の事で韓国軍は「世界一のびびり軍隊」という名称が密かに与えられたんだろうなぁ(マテ)。

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