2019年1月17日

でたらめ対応

先日シンガポールで開催された、日韓防衛当局者同士のレーター勝者問題に関しての実務者協議で、非公開の約束だったその内容を韓国側が公開し、剰え虚偽の内容まで含まれていたことに対して、日本の防衛省担当者が抗議したという記事。誰が悪いのか、誰の責任なのか分からないけれど、これまで以上にかたくなな態度しか取らない韓国側の今回の対応というのは、一体どう言う理由なんだろうか。伝聞内容ではあるけれど、関係者が「デタラメな発表をしている」とまで言うくらいの、今回は酷さなんでしょうね。

そもそも、「レーダー照射事件」と一言で言われているけれど、元々の問題点は韓国も含めて海上行動の約束事(CUES)を決めたはずなのに、その手順を護らなかった理由説明を求めているわけで、その説明が無い。元々、遭難船捜索でレーダーを使用していると言っていて、だから手違いで射撃管制レーダーが意図せず発信された、とでも良いわけを言えば、後は裏でちゃんと解決して済んだ話かもしれない。それが、「いゃ、レーダーは使用していない」と言い出してしまったから、どんどん話がややこしくなる。ついには、日本の責任とまで言い出したわけで、それはもう言いがかり以前、空想の世界の話とでも言えそうな内容に変貌しつつある。

それ以上に不思議なのは、以前も書いたように、まともな通信設備も内容な北朝鮮船籍の漁船と思われる船が、日本のEEZ内で遭難しているのに、なんで韓国のそれぞの組織のトップクラスの艦船がその場所に集まっていて、活動しているのかということ。韓国海警船が小型だから韓国海軍艦艇も出てきたと言うならまだ分かるけれど、その韓国海警船の方が大型船なわけですからね。しかも、実際にボートを出して救助活動らしく事もやっている。色々な情報が出てくるにつれて、一番解決しないといけないのは、そのEEZ内に集まって居た、三隻の船の目的と行動何じゃ無いかという気がしてきますね。で、それを知られたくない、付加押された無くないから、P-1を排除する目的でレーダー照射をしたと考えるのが一番自然なのかなと。もう一寸我慢して、自衛隊機が救助活動と確認して離れれば、実は何の問題も無かったのかもしれないのに、よほど慌てたのだろうか、韓国海軍艦は。

そう言う意味では、単に両国防衛当局者の面子の話以上に、何故その場所で活動していたのか、そっちの方を突いて明確にすることがより重要な様な気がしてきた。もしかしたら、国連での合意違反に抵触する活動なのかもしれないし、この状態ではもう韓国側も一切の事を認めず全て日本の姓にして幕引きにする気なんだろうけど、日本としてはここでこれまでのように譲ったら、未来永劫そのままの状態が悪くなることはあっても決して解決することは無いと言う事は肝に銘じるべきだと思う。

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