2018年12月1日

白いスリッパ

毎度おなじみ「金曜日の新幹線シリーズ」。先週は祝日でお休みだったので、二週間ぶりの新幹線通勤。今年は、夏も以上に暑かったけれど、秋が過ぎもう冬になろうというのに全然気温が下がらない。流石に日が落ちる朝晩は涼しいから少し寒いという感じになってきましたが、太陽が上がってくるとジャケットやアウターは不要な状態。この日も、朝早めに家を出るので中綿入りのブルゾンを着て出てきたんですが、駅に着く頃は薄らと汗ばむような状態になり、新幹線車内では脱ごうかどうしようか迷いましたが、混雑していてしかも隣の席には既に人が座っていたものだから、そのまま前だけ開けて移動しました。

で、仕事を早めに切り上げていつものように新横浜からの帰宅時。この日はいつもの窓際の席が一杯で、通路側の席を取っていたんですが、通路を挟んだ反対側の通路側3つほど前の席の男性が気になる。席に座って夕食代わりの中華弁当を食べて、スマホで音楽を聴きながらサイトなどを閲覧していて、ふと視線を上げたら目の端に何か「白いもの」がちらっと映ります。何だろうと思ってよく見たら、ホテルでよく見る白い薄いスリッパを履いている(笑)。後から確信しますが、どう見てもシェラトン系ホテルで出している、白い薄いスリッパにしか見えない。スーツ姿の、年齢的には50歳前後くらいのサラリーマン風のこの男性。革靴を脱いで座席の下に置き、その白いスリッパを履いてリラックスしている。いゃ、それはそれで全然問題無いんだけれど、なんせ白色だから目立つ目立つ。これがANAの機内で配布している青色とか、昔のUAの濃いグレー色とかならまだそんなに目立たないと思うのだけれど、真っ白だからなぁ...

この男性、私と同じく浜松で下車するのか、天竜川を越えるとごそごそと降りる準備を始めました。スリッパから足を抜いて革靴を履き、そのスリッパはもう用済みなんだろうなと思ったら、鞄から透明なビニールの元々スリッパが入っていた袋を取りだし、丁寧にその中にスリッパを戻して、また鞄の中に入れます。あのビニール袋は、いつもシェラトン系で見ているもので、あぁやっぱりと。まぁ、別のホテルでも同じものは使っているでしょうけど、自分の中ではそれで納得出来ました(笑)。この後、何処かに更に移動するのか南下のか分からないけれど、物持ちが良いなぁと言うか、耐久性的に大丈夫なのかと、改札を出るまで気になって仕方が無い。ものを大切にするのは良い事で、勿体ないという気持ちもよく分かるけれど、それも限度があるよなぁと言うのが正直なところ。先日は、裸足の足を前の座席に乗せている無礼者がいたけれど、足下にも注意しないと。

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