2018年11月13日

原爆からナチス

原爆Tシャツを着用していたことが問題視されている、韓国のK-POPグループ「BTS(防弾少年団)」が、さらに過去にドイツのナチスを想像される衣装や旗をコンサートで使用していたことが問題視され、SWC(サイモン・ウィーゼンタール・センター)から批判されているという記事

事の発端となった、韓国の独立が日本への原爆投下のお陰みたいな言い訳がそもそも拙かったわけで、そう言う場合今のようなネットが発達した時代、幾らでも過去の状況を検索して何か一つでも「ネタ」になる事を見つけることは簡単なわけで、そう言う意味ではこのBTS側担当者の初期対応の不味さが、ここまで騒ぎを広げてしまったという事なんでしょうね。

その原爆Tシャツだけれで、その当時は韓国も日本の一部であったし、広島・長崎には韓国や現在の北朝鮮からの人も多く生活して犠牲になったわけだから、彼らの言うところの説明はは説明になっていないと思う。また、日ごろ原爆を批判する組織や団体も、もっと厳しい対応をするべきだと思うのだけれど、殆どそう言う声が聞こえてこないのも不思議。

そこへの今回のナチス騒動なわけで、少し前に欅坂だったかな、やはりナチス風の衣装での写真で問題視されて、今回同様SWCが批判をしたわけだけれど、少なくとも彼らはそれと同じように対応した事は、その事に関してはぶれてないですよね。別の団体などは、日本人に対しては厳しいのに、それ以外の人に対しては我関せずと言う対応の所が多いのに比べれば、その主張や方向性は別として、態度としてぶれないのはある意味立派だと思う。

今回のBTSに限らず、韓国系グループやアーティストで多いのが、韓国国内での態度と日本での態度の違い。よく言われる話だけれど、日本に対して批判をするのであれば、その日本に来てわざわざビジネスをしなければ良いと思うし、そう言う態度で首尾一貫しているならまだしも、日本来れば別の対応をする所が信用できないというか、そうなのねと言う感想しか浮かんでこない。人類史上最悪な武器である原爆を賞賛したり、やはり人類に対しての最悪の行為をしたと認識されているナチスを礼讃するような行為を「普通」と思うメンタリティーは、それらだけが特別では無く全てにおいてそう言う傾向があると思うべき何でしょうね。

今回の件、原爆Tシャツがプライベートなときのスナップ写真であるのに対して、ナチス騒動はコンサートの演出として利用しているわけだから、問題としては後者の方が大きいと思います。そう言う意味で、BTS本人達だけで無く、管理会社というのか運営会社とか組織として正式に謝罪するなり対応するなりが要求されそうな気がする。年末の紅白がとか言っている事態では、もう無くなっていると思うのだけれど、何か反応が鈍い気がするし、日本での報道もそれほど大きくないのは、やはり何か裏の意図があるからなのかと、個人的に邪推してしまう(笑)。

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