2017年10月11日

「反安倍」政策

選挙戦が始まり、野党の多くは「反安倍政権」を争点に選挙戦を始めたけれど、それって自分達の目標では有るかもしれないけれど、国民に対しての遡及すべき「政策」ではないよね。と言うか、仮に安倍総理が何らかの理由で自民党総裁を降り、次の政権が誕生したとしたら、彼らは満足するのだろうか。安倍さんの代わりに麻生さんが総理になったら、彼らはハッピーなのか? いゃ、今よりも酷くなるんじゃ無いのか?

彼らが決定的に間違っていると思うのは、安倍総理が気に入らないから落とそうと言う話をしているけれど、それなら安倍さんも山口の選挙区から立候補するわけだから、その選挙区に例えば共産党の志井さんとか立憲民主の枝野さんとか、それこそ党首クラス、人気度知名度No.1の候補者を立てて、そこで安倍さんを落とせば良いだけの話し。それこそ野党が共同で対抗馬一人だけ擁立して、組織を総動員して1対1の対決にすれば、結構面白い勝負になるんじゃ内だろうか。それで、選挙で勝てば良いだけの話し。所が、そんなことは絶対しないんですよね、野党は。先ずは自分が当選することが第一で、その次に好きなことを行って政権批判をすれば良いだけと思っているから。

民主党が曲がりなりにも政権を取れたのは、それが嘘ではあったけれど自民党よりも良さそうだという思いが国民の中に生まれたのと、自民党への不満がどちらも大きくなったから。でも、今の政党支持率を見ると決して自民党への不満は大きくないわけで、となると後は野党が自民党よりも魅力的な政策を提案することで、国民の支持を得るしか無い。でもやっていること、言っていることは相も変わらず相手を貶めることだけで、自らが成長して相手よりも優れたものになって交替するのでは無く、相手を貶めて引きずり下ろして交替しようとしているだけ。だから、一部の人を除けば、そんな組織や人間に自分の生活や社会を任せたいとは決して思わないでしょうね。

最も、野党だけが悪いわけじゃ無くて、それを良しとしてあおり立てるメディアや一部著名人も問題なわけで、しかもそれが「正義」と思って疑わないのも困りもの。無能な働き者が一番邪魔と言われるけれど、まさにそんな人達が野党で頑張っているから、国民としては迷惑しているんですよね。そういう意味では、この選挙で自公が大勝して国民の審判を目の当たりにしたら、野党も少しは真面目に仕事をするようになるかもしれない。そこそこ勝って「だから自分達は正しい」なんて言う思い込み、また3年も4年も続けられたら、それは日本にとって悪夢にしかならないなぁ。それだけは勘弁して欲しい。

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