2017年10月26日

Amazon Key

留守宅への宅配サービスが問題になる中、宅配ボックスなどの代替案が出る中、「家の中に入れて貰う」という発想は無かった(笑)。Amazonが発表した「Amazon Key」は、専用の電子ロックとクラウドでの認証機能を組み合わせたサービス。さらに、このサービスを利用して、留守の間に室内清掃サービスを受けたり、ペットの世話なども可能になるという、なかなか面白そうなサービス。問題なのは、ドアに取り付ける鍵の部分が合うかという事と、多分ネット接続が必要になると思うので、その環境をWANで賄うのか、個人宅のWi-Fi AP等を期待しているのか、その当たりが不明だけれど、まぁそんなに大きな問題では無いですよね。日本でも、結構受けそうな印象があるけれど、よく考えたらうちの入口は「引き戸」だった orz この鍵、付くのか?

しかし、記事にも書かれているように、アメリカの宅配、あるいは郵便なんかもそうだけれど、玄関先にくしゃくしゃに放り込んでおくのが普通なのに、こう言うサービスが出てくるというのはやはり意識が変わってきたからなのだろうか。結構保険でカバーされるから、配達されなくてもクレームして再送して貰えるし、壊れていたも交換して貰えるし、その変化なり大雑把だったけれど、流石にそれではコストアップするという意識が芽生え始めたんでしょうね。それと、アメリカの一寸郊外とか地方の場合、結構一軒家が多くて、自宅の玄関前には広い庭が有り、そこに入るために塀とかもあるんだけど、そこの施錠開錠はどうするんだろうか。開けっぱなしなのかな。まぁ、色々疑問は尽きないけれど、Amazonだからその当たりもそこそこ上手くやるんでしょうね。

所で、これ玄関に付けたら、やっぱり開錠出来るのはAmazonの配達員だけでしょ? となると、それ以外のECは選別されることになるわけだ。特許とかの状況にもよるけれど、EC業界としては、業界スタンダードの方法を作って、それを共有する形にしないと、Amazonでしか注文を受けられなくなりそう。

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