2017年10月26日

腕時計

腕時計に関しての取材記事。私も、高校入学の時にお祝いで初めて腕時計(SEIKOのクォーツ)を買ってもらって、高校へ行くときには着けられなかったけれど、何処かに出かけるときには常に腕にはめていましたね。当時、確か10万円位する時計で、今で言うと数十万円くらい? のなかなかの高級品だったので、何度か修理に出しながら、成人式の時にも、社会人になったときにも、ずっと使っていました。流石に何度か電池交換や修理に出しているうちに、もうパーツが無くなると言われて、丁度ソンなときに引っ越しをしたら何処かに行ってしまい、それも切っ掛けだったし、当時携帯を持ち始めていたりもしたので、時計はしなくなりましたねぇ。海外出張の時に、日本との時差確認のためにG-SHOCKを買ったくらいかなぁ。で、40代後半になり、仕事でお客様のところに行く機会も増えてきたので、久しぶりに時計を買ったのがSEIKOのGSで、これはクォーツだったんですが、何十年か振りのアナログ時計で何か目覚めてしまって(笑)、ここから機械時計に嵌まり始めるようになりました。とは言っても、まだ数個しか盛っていないけれど。

そうそう、GPS対応のASTRONを購入したのも大きかった。精度は最高で、太陽光発電で充電するから、ほぼ半永久的に利用出来る利便性もあるし、さらには時刻合わせや二つの時刻を表示出来る等、利便性も高くて重宝しています。ただ、最近充電がちゃんと機能していないのか、バッテリー残量の表示が半分以上に上がらないので、一度オーバーホールに出した方が良いのかもしれないけれど。

後嵌まったのがベルト。最近の腕時計は、殆どが金属ベルトで、これはこれでいいんですが、私はどうもあの感触が嫌い。アレルギーは無いんですが、腕にはめたときの金属が当たる感触が嫌なんですよね。アクセサリー類は一切装着しないこともあるんだろうけど。で、金属ベルトを革ベルトに替えるんですが、これに嵌まりました。複数の種類のベルトを用意してTPOで交換したりとか。余りお洒落に関心に無い自分が、何故かこれには嵌まりました(笑)。

時刻を知る、と言うのであれば確かにスマホを見れば正確な時刻が表示されるから、それで十分なんですよね。しかも、時刻を確認する目的は、例えば人と会う予定だったり、移動するときの電車の発車時刻の確認だったりと、そのままスマホを操作して、スケジュール確認したり予約を入れたりという作業に繋がるから、スマホと連携していた方が便利。だから、そういう瞬間の時刻確認をするのはスマホが便利。で、腕時計では、アナログ時計の場合ですが、時刻の確認と言うよりも、今の時刻と次の目的の時刻までの「時間の把握」という事が出来るのが、個人的には意外にも新鮮な発見のような気がしています。次の予定までの余裕が物理的なイメージで理解出来るというか。それによって、直感的に「急がなきゃ」とか「まだ余裕がある」みたいな意識が自然に湧いてくる気がするんですよね。

あくまで個人的な想像ですが、人間が「時間」というものを理解する基準は、太陽の動きだと思うんですよね。で、その動きというのが、時計の針の動きにリンクして、だから理解すると言うよりも直感的に閃くというか浮かび上がるというか。何かそんな本能的な類似性も、もしかすると一度は離れてもまた腕時計に戻る切っ掛けになるのかも。

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