で、最初は何処かの週末に往復することを考えてたんですが、出来るだけ効率的に飛びたいといういつもの悪い虫が。ふと、「福岡から成田へ飛ぶフライトで、グアム行きに接続出来ないのか」と思いつきました。大体どこの空港からも、午後の国際線出発に合わせて成田行きを飛ばしているはずで、拭く顔くらいならありそう。で、調べてみるとNH2144 FUK 12:55 - NRT 14:50と言うフライトがあります。これに接続出来るように福岡に飛ぶとすると、NH247 HND 09:45 - FUK 11:35というフライトが丁度よさそう。しかも羽田の朝9時なら、浜松から早めの新幹線で間に合います。と言う事で、グアム行きの出発が夕方でどうしようかと悩んでいたことも解決出来るわけで、AMC修行の最後は羽田から遠回りで成田に行くことにしました。
1) NH247 HND 09:45 - FUK 11:35
もともとは、復路便に合わせて接続時間もそれなりに考慮して選択した往路便ですが、浜松から新幹線で当日向かうとなると、9時台がぎりぎり間に合うところ。9:45の出発だと、少し余裕も出来ますが、どうも直前まで予約状況を見ていたら、プレミアムクラスに空きがありそうで、それなら残っているアップグレードポイントでアップグレードしようと、浜松始発のこだま号で空港へ向かいました。8時前に品川駅に到着し、07:59発の空港行き特別快速に間に合い、空港に到着したのは08:20頃。新幹線の中で確認したときには、まだプレミアムクラスに空きがありましたが、空港でアップグレードしようと思ったらもう「満席」。日本で一二をあらそう幹線路線だけに競争は厳しい様です。実際この後に出発ゲートにへ行くと、スーツ姿の弾性率が異様に多くてビックリするわけですが。アップグレードに撃沈し、ラウンジでメールチェックをしてからゲートに向かいますが、この日は64番ゲートの予定が変更されて57番と遠い場所に変わり、余裕を持ってラウンジを出たつもりがゲートに到着すると優先搭乗が始まっている状態でした。程なくしてAMC Diamondの優先搭乗が始まると、わさわさとスーツ姿の男性乗客がゲート前に沸いてきてビックリ。新千歳線でも同様の光景を見かけるけれど、こちらの方がスーツ率が高い気がする。
今回は、往路は旅割55Kで普通席の後ろの搭乗口近く。ただ、その搭乗口前の席をちらっと見ると、いかにも修行してます風の人が何人か(笑)。で、流石幹線路線のためか、機内はほぼ満席状態で、私が座った窓際3列も人で埋まります。ところが、この真ん中の席に座った男性のコロンの匂いが強くて、隣に座って匂いを嗅いだ瞬間から、アナフェラキーショックみたいな感じで急に喘息のような咳に見舞われます。仕方が無いので、タオルハンカチを出して鼻と口を塞いで横を向いて座っているんですが、避けようと顔を通路に出すと行き交う人にぶつかるし、かといって匂いには反応するし... 実は、先に私が座ったときに、暑かったので座席前のパンフレットを団扇代わりに扇いでいたら、それをみたCAさんに「暑いですか」と言われて、それもあったのかその後ドアクローズとなると少し空調が効いて来ました。それで少し匂いも吹き飛ばされたようで、離陸後は何とか我慢出来ましたが、本当タバコ同様コロンとか香料の類は禁止して欲しい。
ドアクローズは09:50頃で、プッシュバック回しもその5分後くらい。北ピアの57番ゲートから、C滑走路沿いにD滑走路に移動して、いつものRW05から沖縄では無く福岡に向けて出発です。朝一の新幹線で来たので、水平飛行に入るかどうかくらいから爆睡モード。気が付いたら、山口県から福岡県に掛けての関門海峡付近を飛んでいる頃でした。空港混雑のために暫く空中待機の時間が有り、その後反時計回りに博多湾を回り込むようにして、海側から福岡空港のRW16に着陸しました。ターミナルビルの反対側にでるので、そこから誘導路を戻りゲートインしたのは予定よりも15分位遅れの11:50頃になりました。ここで迷ったんですが、お腹も空いていたのでターミナルビル3Fのレストラン街でお昼を食べるために向かいます。
2) NH2144 FUK 12:55 - NRT 14:50
この時点で、出発時刻の30分前近くになっていたので、慌ててゲートに向かいますが、利用した保安検査場(南側)とは反対側の5番ゲート利用なので、移動するのが大変でした。で、そのゲート前に行くと、まだ使用機材がゲートインしていない。あぁ、遅延ですねと一安心して、途中にあったANAのラウンジで一服しました。結局ラウンジには行って暫くするとこのフライトの遅延アナウンスが有り、12:55出発予定が13:05に変更されたとのこと。でも、ゲートの様子を見た後では、もう少し遅れるだろうなと言う印象です。
で、12:50頃に再びゲート前に行きましたが、13:00頃から幼児連れの優先搭乗が始まったところ。暫くしてAMC Diamondの登場が始まりましたが、さらなる遅延は確定的です。私は接続時間が二時間以上あるから問題無いけれど、このフライトの殆どの人は国際線乗り継ぎだろうから、成田で困る人がいるだろうなぁと思いながら搭乗してくる人を眺めていました。使用機材はB737-800のモノクラス。やはり圧迫感を感じますね。ドアクローズしたのは13:10過ぎで、暫くそのまま。どうも離発着の混雑時間帯で、待機させられている様子。10分位してブッシュバックが始まりましたが、移動先でさらに待機。どうもゲートを開けさせられたようで、その状態でさらに20分位止まったままです。結局、離陸するためにRW16に向かい始めたのは13:40頃。成田到着予定は、この時点で15:15とのアナウンスでした。
機内は、3+3のモノクラスで、私は通路側に座っていましたが、真ん中に座った男性が私同様爆睡するものの、足は左右に広げるは、手もアームレストを超えてはみ出してくるは、もう散々。それども往路同様熟睡してあっと言う間に成田に到着。B滑走路のRW34Rに着陸すると、長い誘導路をトコトコ戻って、沖止めの駐機場へ移動。その後バスで国内線到着ロビーに移動します。
グアム行きはオンラインチケットなので、このまま国際線乗り継ぎで中に入ろうと思ったら、乗り継ぎ用の保安検査場は外にはみ出ては居ないけれど長い列。で、そのまま国内線出口から外に出て、3Fの出発ロビーに上がり、通常の出国手続きで出国しました。保安検査場はZゾーンの検査場を利用出来たので待ち時間無しですし、やはり出国審査のブース前にも長い列がありましたが、ここも自動化ゲート利用で待ち時間無しで出国出来ました。その後、4サテのANA Suiteラウンジへ向かいました。
これで今年のAMC修行フライトも完了。翌日自分のAMCアカウントを確認すると、しっかりプレミアムポイントが追加されて、「来年度ダイヤモンドサービス規準に到達しました」のメッセージも。取りあえず一安心。でも、年末には、再来年の修行予定を立てないといけない。逃れられない無間地獄ですね(笑)。(完)
P.S. そう言えば、このHND-FUK/-NRTは、去年も利用していました。ただ、国際線接続では無く、その後成田発の沖縄行きを利用するために。何か、毎年最後のギャップフィラーの貯めに利用する路線になりつつあるような...
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