2017年9月19日

対抗策

突然浮上した解散報道に、与党内もそうだけれど野党はそれ以上に右往左往。機種作戦として狙っていたのかどうかは不明だけれど、野党の言い訳が泣き言にしか聞こえないのは、私の心が曇っているせい? (笑) そりゃ、衆議院議員の任期は、まだ一年以上も残っている事は事実だけれど、参議院と事なりその任期中いつでも総理大臣は衆議院解散を宣言出来るわけで、少なくともその可能性をちゃんと考慮して政治活動は進めていくべき。言ってみれば、一年のうちに台風は必ず一度や二度は上陸するものだから、それに対しての準備や対策をするのと同じ事。

野党にとっては、解散というのは「慶事」な訳で、その選挙によって議員数を伸ばして発言力を拡大する機会だし、場合によっては政権交代する機会でもあるはず。でも、あれだけ安倍政権を攻めて優勢に政治活動を進めていたはずなのに、いざそのチャンスが回ってくると尻込みするというのどう言う理由なんだろうか。台風と事なり解散は総理大臣がそのタイミングを決めることが出来るので、その点予め進路予想が可能な台風よりは唐突感があるし難しいのかもしれないけれど、今年に入ってからは何度も解散のタイミングの話は政治番組なんかでも取り上げられていたわけで、じゃぁあの時は何をしていたのかと小一時間。「大義なき解散」とメディアも含めて言うけれど、「政権信任」という一番の大義があるじゃ無いの。その時の内閣を信任するのかしないのか、が選挙の究極の大義でしょ。

で、対する野党は解散に対して「そば事案隠し」とか例によって解散することを悪いことのように言うけれど、本当に解散する内閣に後ろめたいことがあるなら、それは国民が選挙で判断すれば良いことだし、野党側にちゃんとした論拠があるならそれを示して国民の支持を獲得すれば良いだけの話し。それなのに、党利党略以前の私利私欲のために離党したり進党を作ったりしている人達に対して、どれだけの信任が生まれるのだろうか。大体、今年の初めから、殆どの国会の時間を潰して、結局本筋の疑惑に対しては何も出てこず、あれだけ野党四党が持ち上げた籠池夫婦は逮捕されるし、加計学園問題だって先に天下りで批判した人間を数ヶ月後に英雄として担ぐという愚行をして呆れられるし。それでいて、自ら政治的なスキャンダルを出して盛り上げてくれるわけだから、本当に民進党は与党にやさしい政党だと思う(マテ)。

本来なら、直ぐに自分達の主義主張を打ち出して、自分達に政治を任せてくれたら、これだけ日本は良くなる、これだけ経済は活性化する、これだけ安全な国になるという「提案」をするべきなのに、彼らが言うのは未だに「安倍政治は怪しからん」という批判にもならない不満ばかり。駄々をこねている子供レベルの人達を信用しろというのが間違いだと気が付かずに、このまま選挙に突入していくんだろうな。前回のアベノミクス選挙で大敗しても、結局その考え方は直らなかったから、今回も同様だと思うけれど、こう言う人達がいるからなかなか日本が良くならないと思う半面、健康な人間でも、必ず少しは悪いものを体の中に持っているから、それに対しての防御が出来健康機能が維持されていることを思うと、結局は必要悪は有るのかなと諦めの境地です。それでも武士の情けか、国連総会出席前にリークして野党にも準備期間を与えているだけ、自民党には余裕があるのだと思う。自分だったら、国連から帰国後それこそ臨時国会開催直後にいきなりぶち上げると思うから(笑)。その点、野党は安倍さんに感謝しないとね(マテ)。

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