2017年9月12日

侵入者

昨日成田空港の第二ターミナルの屋外で発見された女性の死体。本来は入れる場所では無い場所での遺体発見という事で、その死因も去ること永どうやってその場所まで侵入出来たのかそちらも大きな謎。今のところ、その女性の素性が分からないので、なんとも言えませんが、例えばその女性が空港職員とか空港内の航空会社などの社員で、制限エリア内に出国目的以外で入る事が出来るなら、ある程度進入経路にも想像が付くし、問題ではあるけれど余り驚きは無いでしょう。でも、この女性が空港関係の社員でも無く出国審査も経ていないのに制限エリア内に入っていたとすると、これは空港として大問題。先ずは、その進入経路の特定と今後の対策が最優先になるでしょうね。

記事では、一般開放されている展望エリアの柵を乗り越えて、屋根伝いに移動すれば可能ではあるらしいけれど、それだって展望エリア二は他の人も居るだろうし、そんなに簡単に乗り越えて移動出来るとは思えない。それでも、暫くは展望エリアは入場制限されるとか、利用可能区域が制限されるようなことになるかも。

羽田空港の国内線第一ターミナルのB1F、京急の空港駅から上がってきて、1F/2Fに上がるエスカレーターの有るところに、メルセデスのショールームがあって、その左側に空港内に入る職員用の入口があります。時々、2Fに上がるエスカレーターから見るとも無しに見ているんですが、あれテンキーで暗証番号を入れて開錠する方法なので、遠くからでも盗撮したら番号を盗み見ることが出来るよなぁと思いながらエスカレーターを上がることもしばしば。あれなんかも、本当に悪用しようと思えば幾らでも隙がありますよねぇ。

いずれにしても、事件の詳細がある程度分かっても一般には公開されないのかな、セキュリティ理由で。多分、空港内の監視カメラ映像を全部リワインドして足取りを確認したり、さらには進入可能そうな、例えば展望エリア周辺とかには、さらに監視が厳しくなるのかも。それはそれで安全運航、運営に必要だから良いのだけれど、やはり空港入場時に顔認証登録するとか、さらに一歩進んだセキュリティ管理が必要なのかもしれない。ありがちなのは、素人さんとか全く知らない人が、予想も付かない行動からセキュリティの穴が疲れることになる事は良くある話。それって、幾ら理詰めでデザインレビューをしたりテストケースを流したりしても、たまたま気まぐれに使用したら未知のバグが簡単に見つかる、みたいなのと同じ話のような気がします。

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