離陸して暫く揺れが続いていたため、水平飛行に入ってもなかなかサービスが始まらず、ラウンジのアルコールも有ってうつらうつらしていました。そのうちに、カレーの匂いで目が覚めて時計を見ると、出発してからもう1時間以上過ぎています。で、暫くしてCAさんが通りかかり目を覚ましているのを見つけて、食事のサービスが始まりました。
今回は和食にワインを合わせるという作戦。アルコール類は、この6月からラインナップが替わったところで、結果白ワイン4種類飲みましたがなかなか美味しくてこれは当たりだと思いました。日本酒の3種類は以前飲んだこともあるので、今回は白ワイン4種類に、最後に赤のメルローも試しましたが、これも良かったですね。で食事ですが、以前と比べると特に前菜から主菜に掛けて余り作り置き感を感じませんでした。午前便だからだろうか。ただ、お造りはやっぱり駄目。メインの焼き魚も身が堅くてパサパサしていて駄目。全体的に、もう少し何とかならないかなぁと言う印象。煮浸しみたいなもので水分を補ったり、餡を掛けることで味や身の状態を調節できるようにすれば良いと思うんですが...
食事の後は、隣りの席にベッドを作って貰いそのまま就寝。12時間一寸の飛行時間のうち、食事がおわって残り10時間弱。ストンと眠りに落ちて、途中トイレに立ったりしましたが、目を覚ましたのは到着の1時間半前で機内の照明が点灯した時。余り食欲も無かったので、洋食で軽くコーヒーとパンを食べて終わりです。
Washington D.C.のIAD(Dulles Int'l Airport)へはRW19Rから着陸。予定よりも10分程早く到着となりました。最近は比較的よく使うIADですが、入国で利用するのは4年振り。到着ゲートがB41で、ここからモービルラウンジでC1の下にある乗り継ぎ客用の入国審査場へ向かいます。30年以上前に初めてIADから日本に帰る時には、このモービルラウンジにのって機体に移動し、客室ごとジャッキアップされて機体の入り口に横付けされて乗り込んだものですが、今は連絡用のバス代わりというのが一寸寂しい。で、沖止めみたいなものですが、どうもANA便で来た乗り継ぎ客全員が乗り込むのを待っているようで、15分位してやっと出発しました。10分程空港内を移動して、コンコースCに到着すると、直ぐに入国審査場になります。ここで現地スタッフの案内が悪くて、ESTA利用者はUS Citizenと一緒のところに入れば良かったのに、私はそっちは米国市民専用と思い、"Visitor"と書かれている方に。こっちは、審査ブースの係官が一人一人面接する以前のスタイルでしたが、幸いにも混雑しているESTAに対して、こちらは私の前に一人審査中で、しかも係官が結構簡単に通してくれるので、直ぐに通過出来ました。
この後、バゲッジクレームで荷物をピックアップして、その外にあるUAのコーナーで再チェックイン。身軽になったところで再び保安検査場通過ですが、ここも2人が荷物からパソコン等を出しているところで、直ぐに通過。やはりまだ混雑していない午前着の便は良いですね。今後どれだけ入国審査が替わるかまだ不明だけれど、IADは楽さの点では一番良いかもしれません。この後、1Fから2Fのゲートが並ぶ場所に上がり、まずは次のBoston行きUA655の確認です。で、ここからは自分のスマホ(Xperia Z3 Compact)のローミングサービスを利用してUAのサイトからボーディングパスを呼び出そうとします。実は、成田のラウンジを出る時に、バッテリーが少し減っていたので電源を落としていたんですよね。で、再び電源を上げてみると... 本体の表示が出て、防水の説明とかする画面が出たところで、そこから進まない。肝心な時に起動に失敗している orz 「あー、リセットボタン」と思ったら、私はアルミ削り出しのバンパーフレームを装着しているんですが、それでSIMスロットが隠されてアクセス出来ない。電源ボタンを押しても無反応。そこで、成田のZカウンターで印刷してもらったボーディングパスを取りだして便名を確認すると、印刷されていD5ゲートがD1ゲートに替わっています。コンコースの反対側では無いけれど、それでも結構な距離を歩いて移動しゲート位置と便名を確認したところで、余り時間は有りませんが取りあえずD6ゲート近くのUnited Clubに入って落ち着くことにしました。
ここは窓の外が地上レベルなので、駐機している機体の主脚とか機体の裏側とかが見える面白い場所。まずは冷たい水を一杯飲んで落ち着いてから、iPhone6のWi-FiをラウンジのWi-Fiに接続。ここで「Xperialのハング」をキーワードに検索を掛けます。で、ボリュームボタンを押しながら電源ボタンを押すとリセットされるという情報が有り、やってみたんですが駄目。やはりSIMスロットを開けてリセットボタンを押さないと駄目そうですが、となるとアルミのバンパーを外すために小さな六角レンチが必要なんだけど、それは自宅に置いたまま。何か金属で代用になるものを見つけて開けるしか無いなぁと諦めつつも、本体のスロットの説明表示画面から少しも進まないスマホを、このまま放置したらローバッテリーで落ちるかもしれないと思いつき、そのまま機内持ち込みのカバンに入れてラウンジを出てゲートに向かいました。ただ、どれだけ放置したらバッテリーが消耗するか分からないし、カバンに入れておくと表示している画面のせいだと思いますが結構本体が熱くなるんですよね。機内でまさか爆発とか発火しないだろうなと半分びびりながら、D1ゲートに向かいました。(続く...)
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