2017年4月27日

フェイクニュース対策

Googleが検索アルゴリズムやフィードバック機能を改良して、フェイクニュース等の低品質コンテンツの表示ランクを低下させるようにするというニュースここにGoogleの正式発表資料があり、詳細とその検索後入力時のオートコンプリートやフィードバック機能のデモが公開されているけれど、これって逆に悪用されることは無いのかなぁ。
例えば、同じ語句でも地域や言葉が違えば意味するところが違ってくることもあるだろうから、その時に一方の主張なり考えが優先されるようなことになると、それはそれで問題では。

最近問題になっている「フェイクニュース」や「偽情報」に惑わされないために、正しい情報、本当の事を検索して提示して欲しいわけですが、その「正しさ」とか「本当」の意味・定義が、その人の立ちでに寄っても違うから難しいですよね。最近思うのは、Googleの検索窓の下にボリュームスライダーみたいなものを付けて貰って、例えば「政治」に関して検索する時には、右一杯にスライドしたら右翼的な、左一杯なら左翼的な傾向のバイアスを付けての結果にするとか。その振れ幅の中で同結果が違うのかを見るだけでも、結構情報の付加価値が高まって判断する時の目安になりそうな気がします。

検索エンジンはGoogleだけでは無いけれど、かなり多くのパーセンテージを占めていることは確か。だから、Google次第では世論を操作するとまでは言わないけれど、トレンドを作る事は可能じゃないだろう。とは言っても、明らかなフェイクが無くなるだけでも、かなり情報の質としては高くなるわけで、そう言う意味では一歩前進何だろうけど、利用者としてはそう言うことも含んだ結果という事を認識して、まずは疑って掛かるリテラシーがこれまで以上に要求される時代になるんでしょうね。

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