2017年2月7日

Lady Gagaが最高!

昨日のSuper Bowl、試合内容は歴代最高と言っても過言で無いくらい良かったけれど、それ以上に素晴らしかったのがLady GagaのHalftime Show。最初、スタジアムの屋上で歌っているときに「やけに星が綺麗だなぁ」と思った瞬間「あっ、ドローンか!」と分かりビックリ。ただ、正直なところではもう少し演出が必要だったのは確かで、途中でライトがもっと変化するとか、動きを大きくするとか、ちょっと物足りなさはあったけれど、ドローンの編隊飛行を背景に使用したステージというのは初めてじゃ無いだろうか。で、直ぐに飛び降りるとスタジアム内にワイヤーで吊られて降りてくるんですが、実はあれ、私最初外の映像はビデオでそのタイミングでドーム無いに待機していたLady Gagaが降りてきたと思ったんですが、どうも本当に外にいて歌ってから降りてきたみたい。確かに、外から中にジャンプするときにワイヤーも見えるけれど、でも凄いなぁ...その後のステージも、見せるものと言うよりも聞かせる内容であったのも好感度が凄く高くて、しかもゲスト無し全て一人で演じたパフォーマンスは逆に中身が凝縮されていて、最初から最後まで目が離せない物でした。

Lady Gagaと聞くと、私も最初はあの派手な衣装で「際物」的な印象を持っていたけれど、それはそれで好き嫌いはあるにしても、歌唱力はあるし自身色々と苦労をしていてここまで来ただけに、行動にもしっかりとしたメリハリを感じるし、凄くアーティストとして興味深い存在だなと感じます。今回の衣装は、彼女にしてはシンプルでそれが逆にステージに重みを増していた気がする。事前には、トランプ大統領に対してのメッセージがあるのではないかと言われていたけれど、具体的にはそういう台詞はなかったけれど、全体のメッセージとして自身の歌を上手く繋いで利用して彼女自身のメッセージを表現していましたよね。多分凄く練りに練った内容だったと思うなぁ。特定の相手を攻撃することで相手を打ち負かすのではなく、自身が思うことを主張して広く共感を得るというまっとうな方法を見せたところにも好感を感じます。

半世紀の歴史が終わり、新たな区切りが始まったSuper Bowl。試合内容も初のオーバータイムになるなど大接戦・大熱戦だったけれど、このHalftime Showの内容もそれに相応しい素晴らしい内容になったように思います。いつも、このSuper Bowlでそのシーズンが終わるのが寂しいのですが、今回はLady Gagaが次への希望を残してくれたような感じで、春のシーズンインまで何かゆったりと待てそうな気がします。

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