ワシントンDCに到着した安倍総理とトランプ大統領の日米首脳会談の記者会見の洋画早速掲載されています(No.1, No.2, No.3, No.4)。ざっと斜め読みした印象では、「表に出せる話は終わった。後はフロリダでじっくりと裏の話をしよう」と言っているように聞こえる(笑)。トランプ大統領としては、選挙中から言っていた日本の自動車メーカーが何らかの譲歩というか投資をしてくれれば、それで面子も立つし十分なのではないだろうか。日米防衛に関しても、日本は安保の保証を確認したし、今後新幹線などのインフラビジネスが進めば、日本としては経済的にメリットがあるし、米国としても雇用が増えるという意味で良いのでは。
なんとなく個人的な想像ですが、トランプ氏としては中国や北朝鮮(含む韓国)問題に対して、実状を日本から知りたいし、そこで取れるオプションをこの週末にでも実は話をしたいような気がしています。だから、対日本の話はワシントンDCに残る人間が詰めていき、これは通常の経済政治活動だけれど、トランプ氏と安倍さんは、もう少し異なるレイヤーでの話をしたい、するために場所を移すような気がします。勿論、色々不満はあるだろうけど、中国の生産能力や市場は米国にとっても必要な物だから、単純に力で潰すわけにはいかない。どうすれば相手の面子を保ちつつ、武力衝突等の大事にならず利益を誘導できるか、そういうアジア的な視点からの意見を、実はトランプ氏は欲しいのではないかと邪推するわけです。
安倍さんとしては、色々言いたいことはあるだろうし、無理に日本中心の話をしても後でばれてしまう場合には反動は大きいし、どの程度の話をするか疑問ですが、でも中国との付き合い方や最近の話は十分参考になるはず。個人的には、中国や韓国からの言われない誹謗中傷に関して、何らかの形でトランプ氏が怪訝を示すことで、米国内での無益な活動を抑えて、それによって世界的に彼らのプロパガンダも沈静化することを期待するんですが。多分中国はある程度その辺りを見て判断するだろうけど、韓国はますます逆上しそう。でも、それを見せることで、彼らの本質をトランプ氏も理解するのではないだろうか。
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