2016年11月29日

ASKA

昨日午後は、どのテレビを見てもASKA容疑者の再逮捕の話題ばかり。まだ逮捕状が請求されていない(?)状況から、一斉に「逮捕間近」テロップを打って報道を始めたけれど、あれって許されるのだろうか。それに、自宅前に報道陣が押しかけていって大騒動になっていて、回りは溜まらないでしょうね。

ASKA容疑者の裁判って、つい最近だったように思うのだけれど、判決が出たのはもう2年前なんですね。そんなに前だったのかとかなり意外。最近も、同様の事件がいろいろ続いたから、余り過去の話という印象も無いのかもしれない。昔は、こういう薬物関係のニュースというと、大体は暴力団絡みで、それもそんなに何度もある話しじゃ無かったけれど、最近は本当に季節ネタみたいな感じで普通に報道されますよね。それだけ身近な犯罪、当たり前の犯罪になってしまったのだろうか。

最終的には本人の意思の問題だと思うけれど、やはり昔に比べて簡単に薬物類が入手出来るようになったことが根本原因のような気がする。勿論、日本以外の国ではある程度自由に利用出来る場所もあるから、そう言う場所に行って経験した人が日本に戻ってきて、どうしても我慢できなくなって手を出してしまうこともあるだろうから、日本だけの問題では無いのも確か。ただ、最初の切っ掛けは興味半分とか軽い気持ちで手を出してしまうと、どんどん深みにはまっていくことは確かだろうから、その切っ掛けを以下に避けるか、以下にその誘惑から逃げるか、何か人間として基本的な存在価値みたいなものを問われているような気がする。

私は別にCHAGE&ASKAのファンデは無かったけれど、世代的にはリアルタイムで彼らの楽曲を聴いてきた世代。中には、今でも口ずさめる歌もあるくらい、世の中で流行した作品も多いわけで、それを考えると個人の問題ではあるけれど損失も大きい気がします。今回は家族のサポートもあった中での再犯という事で、一番の犠牲者は家族でしょうね。本人に対しての怒りよりも、回りの家族の落胆に対しての憤りの方が大きく感じられるのが悲しいですね。

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