今日8月15日は終戦記念日。私が生まれたのは戦後15年過ぎで、まだ戦争の爪痕が残っているような時代だったはずですが、物心ついた頃、戦後20年以上過ぎた頃には、そんな事は何も感じないような状態になっていました。田舎の生まれなので、余り感じないのかもしれませんが。それでも、1964年の東京オリンピックの聖火リレーは父親と見に行ったし、今から考えるとまだ技術も経済も発達していない当時の日本が、日本中が空襲で焼け野原になっていたのに、高々20年程度でオリンピック開催にこぎ着けるまで復興していたというのは、やはり凄い事だなと今更ながら感じます。
終戦記念日を迎えて、海外特に隣国の中国とか韓国は例年のように騒がしいけれど、よくよく考えてみたら韓国は当時日本の一部で、日本と共に彼らの言うところの「アジアに蛮行を行っていた」訳で、そう言う意味では彼らも一緒に反省しないといけないはず。そう言うと「日本に強制されて仕方なかった」と言うけれど、何万人もの韓国人が日本帝国陸軍とか海軍にいたわけで、今の朴大統領の父親だって士官だったわけだし、そう言う言い訳は通じないのでは。それに、この日は韓国では日本の支配から独立した「光復節」の記念日らしいけれど、実際には日本統治に続いてアメリカが統治をして、それから独立したのは二年後。つまり、彼らは都合良く日本を敵にして面子を保ちたいだけ。別に日本が言い訳する必要も無いかもしれないけれど、事実してそう言う歴史の流れをこれからは毎年この時期に公開していけばどうだろうか。同じ事は中国にも言えるわけで、当時の対戦相手は今の台湾に繋がる国民党のはず。現在の共産党は終戦後の内戦から、国民党を負いだして政権に座った権力なんだから、別に人民解放軍が日本に勝利したわけじゃ無い。それも「事実」として、近代史の分岐点として、毎年この時期に日本中で公開したらどうだろうか。そこでは、日本が正しいとか悪いとかでは無く、世界中が認知している「事実」のみを列挙するだけで。それだけでもかなり日本人の意識が変わると思うのだけれど。
さらに言えば、太平洋戦争時、事実として日本は東南アジアや南方に進行して、それらの国々を植民地化したのは事実。それを特定二ヶ国は「アジア支配」言うような言い方をして非難するけれど、そこで大きな疑問は「じゃあ、日本の侵攻以前にそれらの国々を支配していた欧米列挙は良いのか。さらに日本撤退後に再びそれらの国々を再植民地化下欧米列強は許されるのか」ということ。日本の行為が非難されるのであれば、日本の前後二回渡り東南アジアを支配した欧米列強はもっと酷い事をした事になるわけだけれど、そんな事は何も言わない。多分、中韓以外は大人の対応のそれらの国々は、心の中ではまだ解決出来ない思いはあるだろうけれど、そこは大人の対応をする事が全体の利益だと分かっているから、今では過去の事を堀くじ返さずに、未来に向けての進歩を願っているのだと思うんですよね。大体あのベトナムだって、当時の友好国の中国よりは、今ではアメリカとの連携をするくらいだし。結局中国にしても韓国にしても、日本を悪者にする事で自分達の地位が相対的に上がるような仕組みでここまで来ているから、日本を許した途端にその前提が崩れてしまう事を一番恐れているんでしょうね。欧米もやっていたから日本も許されるのでは無く、日本が許されないのであれば、二回も同じ事をやった欧米列挙はもっと卑劣だよね、と言う事。それに同意するのであれば、中韓の非難も甘んじて受け入れても良いと思うけれど、絶対彼らはそんな事は言わないだろうなぁ。
少なくとも今日一日は、静かに戦没者を慰霊する一日であって欲しい。日本人とか、それ以外の国の人とか関係無く。
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