2015年12月2日

悪貨が良貨を駆逐する

まさにタイトル通りのことが起こりそうな、IMFによる中国元のSDR入り。私は勿論経済の専門家ではないし国際情勢に精通しているわけではないけれど、それでも日々の為替の動きとか株式の動きを見ていると、中国経済の異様さは感じることが出来ます。SDR入りの条件となる流通量は、最近の中国経済の発展により十分満たしているだろうけど、もう一つの条件である通貨の自由度に関して言えば、中国政府が自分達の好きなように操作しているわけだから、とても国際通貨として信用して使うことは出来ないはず。結局、中国の強かさもあるだろうけど、中国に経済依存を強めている欧州が何としても取り込みたいと言う事なんでしょうね。まぁ、こう言う長期的な戦略に関しては、日本も大いに学んで利用しないといけないわけですが。

これで、中国が今でも力を入れているアフリカや東南アジアへの経済進出が加速するんでしょうね。兎に角、自分達の造幣局でお金を刷って、それを持ち込んで決済していけば良いわけだから。これまでのように裏付けを取らなくても、自分で自分のお金を作って使えば良いわけですからね。一般的な資本主義の国であれば当然破綻するんだろうけど、全てが共産党が管理している中国では、実際はどうであれば帳簿の数字をちょいちょいと書き換えればそれで全て完了。その付けは、全て末端にしわ寄せされて、声なき声として消えていくだけなんでしょうね。

日本も社会基盤整備の援助を拡大したりして対抗しようとしているけれど、出す側だけでなく受取利用する開発途上国側も賢明な判断をして欲しいところです。気がついたら、首が回らなくなっていた、何て言うことにならないように。

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