遅延に次ぐ遅延で、もう飛ばないんじゃ無いかと言われていたMRJ(笑)、やっと来週には初飛行できそうですね。もっとも、記事にも書かれているように、これは本当に最初の一歩で、これから型式証明を取るまでが大変なんだろうなぁ。同サイズの機体(ARJ)を中国も開発していますが、今のところ中国以外での耐空証明が取れないので、中国国内専用機になりそうですが、それだけノウハウも含めて難しい仕事なんでしょうね。そりゃぁ、何十人何百人という人を運ぶ仕事ですから、幾ら厳しくしても厳しすぎることは無いだろうし。ボーイングとかエアバスとかの大手ですら、そう言う検査を通過しても後でトラブルを出たりするわけですからね。
日本のYS-11以来の機体と言う事もあるし、国内経済の活性化という意味でも是非初飛行機には成功して、再来年の商用飛行に繋げて欲しいですよね。FDAも小牧を羽生にしている関係で、今のエンブラの後継機として採用する雰囲気もあるらしいけれど、是非そうして欲しいかも。これで成功して、次は150人クラスの中型機開発に進んで欲しいけれど、それはそれでさらに高い壁があるんでしょうね。自動車産業に続く基幹産業として成長して欲しいなぁ、飛行機好きとしては。
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