2015年11月11日

流行語大賞2015

この時期の風物詩とも言える「流行語大賞」。毎年書いているけれど、「それって流行語?」と言う言葉も多いですよね。その疑問に対しては、このイベントを主催しているユーキャン自身

「この賞は、1年の間に発生したさまざまな「ことば」のなかで、軽妙に世相を衝いた表現とニュアンスをもって、広く大衆の目・口・耳をにぎわせた新語・流行語を選ぶとともに、その「ことば」に深くかかわった人物・団体を毎年顕彰するもの。」

と、我々が想像するところの「流行語」とは異なる言葉も対象にしていることを明記していますから、「それって流行語?」と感じる言葉が多いのは、まぁ仕方ない。でも、その言葉の選択理由に何か意図があるんじゃという雰囲気も感じるところに、この流行語大賞に対しての胡散臭さを感じるのかも。まぁ、このイベントの本当の目的は、そう言う言葉をフレームアップして、「現代用語の基礎知識」の売り上げを少しでも伸ばしたい、というところなんだろうけど。

昔は「あった、あった」と年の終わりを少し懐かしむ雰囲気も感じられたけれど、なんか最近は「俺たちが今年の流行廃りを決めるんだ」みたいな、高飛車な雰囲気を感じるイベントになってきた気がする。

0 件のコメント:

コメントを投稿