国際的に日本の地位や影響力を下げることに熱心な、某国は論外ですが、国連のそれなりの組織からこう言う事が出てくるのは、流石に問題でしょう。確かに、援助交際は国内の問題であるし、多くの女子中高生が関係していることも事実だろうけれど「13%」という数字の根拠が示されないままに、それだけが「正論」として流布されていくのは、まるで中国や韓国が国際的に彼らの主張だけを出している態度にそっくりな気がする。これが初めてでは無いだろうから、日本としてちゃんと根拠が示されるなり、それが無いのであれば発言を取り消すなりする態度を要求すべきだし、それが受け入れられないのであれば、分担金支出の停止も含めてそれなりの態度を示すべき。
暫く前には、「物言う株主」が話題になったけれど、国際的に活動するためには、先ずは自国の利益を最優先に考えて、それを守るためには「物言う構成国」となる事を考えないと。世の中には「声だけが大きい」のに、利益を占めることは上手い国もあるわけで(どことは言わないが)、それに対してはそれ以上に確固たる理由付でさらに大きな声で反論しないと。日本人的な「あ・うん」とか「話さずとも分かる」というのは、幻想で有り相手はそれを利用して日本を攻めてきていることを自覚しないと。
ただ、突然日本がこれまでの態度とは180度異なるような態度を取り始めると、国際的には多分反発の方が最初は強いと思うんですよね。だから、先ずは何かそれなりの規模の公式な場所で、日本は言われ無き首長には国としてこれからは積極的に対応していく、というようなことを表明しちゃうことが重要なのでは無いかと。それにより、ある程度のノイズは押さえられるだろうし、今後の活動に関してもやりやすくなるだろうし。勿論、それに対して過去のことをあーでも無いこうでも無いと難癖付ける国は、あそことあそこはあるだろうけど、だからこそそれらに対しては堅固に反論していかないと、強まることはあっても弱まることすら無いだろうし。
日本で「国際化」が言われて長い年月が過ぎると思うけれど、国際化すると言うことは、先ずは相手の土俵で勝負していきながら、すこしずつ自分の土俵を作りそこに場所を誘導してこちらの優勢を勝ち取ること。それだけ、時間も掛かるしお金も人材も掛かる勝負を、何年も何十年も継続する覚悟も必要。そう言う気持ちを、少なくとも日本国外では持たないと、日本人としては生き残っていけないでしょうね。「言うべき事は先ず言う。言わないことは敗北を意味する」という事も肝に銘じないと。
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