2015年10月7日

Surface Pro 4 と Surface Book

Microsoftが発表したSurface Pro 4。Surface Pro 3位からかなり形になってきたけれど、逆に4になっても3からのデザイン的な変化はほとんど感じられませんね。

所が今回は「Surface Book」まで発表。こちらは、ほとんど携帯型パソコンなわけで、MicrosoftからOS供給を受けているPCメーカーはどう言う気持ちなんだろうか。

というか、この連略、MacBookを出し、iPadを出したAppleを逆になぞっている感じ。Microsoftの場合は、Windowsを提供しているから、最初にパソコンを出すのは流石に拙いと考えて、まずはTablet型のデバイスから入り、ある程度状況が安定してから本命のパソコンタイプを投入したんだろうなぁ。

以前は確かOS開発をしている組織と、Surfaceを開発している組織は別だったけれど、この7月からこれらが統合されて、まさにAppleみたいな組織に変更。Microsoft的には効率化を考えての結果だろうけど、Windows供給を受けているメーカーから見れば、「なんだよ、それヽ(`Д´)ノ」状態だろうなぁ。Appleの場合、HWもSWも自社で賄っているから出来るんであって、HWは自社でも他社でも作るけれど、OSは自社のみとなると、集まった情報を自社のHWに生かすことも可能なわけで、これからどうするんだろうか。とは言ってもPCメーカー側に選択肢は無いわけで、忸怩たる思いで見るしか無いのか。

HWにしても、それなりに数が出ないと利益も出ないわけで、MicrosoftとしてはPCメーカーとの差別化をどうするかという事ですけど、そうなるとSurfaceでは出来るWindowsの隠し機能みたいな事もでてくるのでは。表に出ない事でも、例えば省電力機能がSurfaceではやたら良くなるとか、Wi-Fiの接続が凄く早くなるとか。アメリカのモールに行くと、このMicrosoftのブースをよく見るんですが、ぱっと見Apple Storeそっくり。お店の中の様子もそっくり。Appleを追いかけているのかと錯覚するほど。でもなぁ、何かが違うんですよね、AppleとMicrosoftは。まぁ、それは誰もが分かっていることだろうけど。もう少し安くなれば良いですけどね、結局どちらも(笑)。

0 件のコメント:

コメントを投稿