2015年6月30日

貼るSIM

ITmediaの山根氏の記事から、既存のSIMに貼り付けて国際定額データ通信サービスを提供するカナダ発の「KnowRoaming」。「貼るSIM」の名前の通り、薄いフィルム上のSIMを既存のSIMに貼り付けて、それで既存SIMと貼られたSIMをソフト出切り変えて使用するらしい。

Android端末では、2in1サービスが出来ないと言う事で、先日長いこと利用してきた携帯生活からスマホ生活へ移行したばかりですが、これが日本でも正式にサービスされれば、一台の端末で2台分利用出来るのに。もっともdocomoの事だから、以前の2in1のような安価でのサービスでは無く、今やっている複数台の端末をおまとめサービス見たいな、結局割高な料金しか提案しないだろうけど。

しかし、この会社、面白いことを考え出しますね。SIMの構造がどうなっているか分からないけれど、内部にマイクロプロセッサが入った一種のマイコン何だろうと推測すると、電源とか信号線を共有しつつ、マイコン部分とデータ部分をオーバーライド出来るレイヤーとして貼り付ければ、既存番号利用の時はスルーすれば良いし、ローミング番号の時は既存データを保留にして、自分のデータを流せば良いわけだから、電気的には成立するわけですね。

来月中旬にUSに行く予定があり、一寸データ通信も利用しないといけない状況になりつつあるんですが、新しいスマホで利用する4G/LTEの新しいnano SIMを購入しようか、それとも既存のiPhone4sを騙し騙し利用しようか、一寸迷っています。割高になりますが、手軽さではdocomoのWorld Roaming Serviceもありますし。この「貼るSIM」は今回の旅行には間に合わないだろうけど、でもチャンスがあったら利用してみるのも面白いかも。ただ、通信が2G/3Gで、しかもSIMに貼り付けるから、何度も利用するには耐久性に問題が有りそうなのが難点か。

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