2015年1月2日

ビジネス客の囲い込み

SankeiBizの記事から、関西空港が法人会員向けサービスをスタートさせるという記事。自分のような個人利用者には関係無い話だけれど、こういうアイデアは必要ですよね。で、ちょっとビックリしたのが3ページ目に書かれている、当初9都市あった北米路線が、今はSFOの1路線だけということ。これって、UAのKIX-SFO線だけと驚いて関空のサイトでスケジュールを調べてみたら、本当に北米路線はUAのKIX-SFOだけ。ホノルル線も、Delta/Hawaiian/JALの3便だけ。ここまで寂しくなってしまったんですねぇ。でも、やはり記事に寄れば、JALがKIX-LAX線を、Air CanadaがKIX-YVR線を再開するらしい。関空は、LCCの取り込みと近隣国際線の取り込みで復活しつつあるけれど、もっと盛り返して欲しいですよねぇ。成田、羽田の利便性向上は勿論必要だけれど、その為にも関空とか福岡とか新千歳とか、他所の空港も伸びていかないと寡占状態になってしまいますから。

2020年までに訪日旅行者の2000万人突破のためには、成田、羽田以外の空港が伸びないと無理なわけで、その中核空港として関空の役割は重要だと思うんですよね。その為には、成田や羽田と同じ事をやっていてもダメなわけで、PeachをメインにLCCの取り込みを先駆けたのは凄くビジネスモデルとして良いんじゃ無いかと。一方で、利益率を上げるためにはビジネス需要を取り込まないといけないわけで、空港会社側としてはも着陸料は下げて便数を増加させた分、それ以外で収益を上げられるビジネスモデルを考えないといけないわけで、その為にもっとアイデアを出してもらわないと。それが利用者の利益にもなるわけですからね。

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