いゃぁ、ここまで開けっぴろげにやってくれると、呆れるのを通り越して拍手したいくらい(笑)。先日の衆院選で惨敗し、政党要件を失っていた旧生活の党が、無所属の山本太郎氏が加わり
という新しい政治団体として登録。なんとか来年の政党交付金を受け取ることが出来るようになった訳ですが、なんだ横の政党名は。衆議院の無所属議員からはそっぽを向かれたので、無所属参議院議員を狙ったようですが、よりによって... なんか、あの「豪腕・小沢氏」がなんとか一人入党させたいからと、頭を下げて交渉した様子が団体名からも伺えますよね。「生活の党と山本太郎」という事は、山本太郎は生活の党には含まれないと言う意味ですよね、文字通り読むと。さらに「生活の党と山本太郎」ならまだしも、なんだよ「となかまたち」って。要するに、自分達以外にも応援してくれている組織・集団・団体があると言うことを強調したいんだろうけど、一昔前に流行ったその番組の内容を説明するようなやたらと長いテレビ番組のタイトルみたい。どんな名前になろうと、先ずはお金のためというのは誰もが分かるんだけど、もう少し遠慮した名称に出来ないものか。例えば「生活のためのなかまたち」とか「生活の党となかまたち」とか。結局個人名を入れるという事は宣伝効果を狙ってのことなんだろうけど、本来中立であるべき政党が個人のもの、つまり公私の私を言ってしまうことに矛盾は無いのだろうか。凄く不思議。
で、これでこの政党(団体?)には4億円前後のお金が入るらしい。本来なら5党分して、一人8,000万円位ずつに分けるんだろうけど、何となく山本太郎氏が1億、いゃ1.5億円位取る約束で入党したんじゃ無いかと、つい邪推してしまう(笑)。でなにかの記事で、無所属で活動すること厳しさを知ったみたいな事を話したみたいですけど、それって最初から分かっていることだし、それでも無所属で活動している人もいる以上、なんか後付けの理由ですよねぇ。彼の主張に同意する部分は殆ど無いけれど、「参議院議員」という肩書きを利用して、講演会をするとか、政治活動への報告をするとか、一議員として出来る仕事も沢山あるはずなわけで、そう言うことをどれだけやって来たのか疑問。例えばSNSだけで情報発信していたとしても、その主張に耳を傾ける意味なり意図があれば、立場の違いはあってもその情報は拡散されていくだろうし、それが無い、あるいは特定の集団の中だけにとどまっていると言う事は、結局その程度の勝ちしか無い情報ということなんだろうなぁ。
最近昔ほどの力強さを感じられなくなってきた小沢氏としては、いつの間にか政党名が「山本太郎となかまたちと生活の党」に変わらないようにご注意ください。
0 件のコメント:
コメントを投稿