2014年11月7日

HND - SFO (10) - UA875 SFO-HND

UA GlobalFirst Loungeから、少しターミナル本館側に戻った96番ゲートが搭乗ゲート。搭乗開始時刻までまだ15分位あったんですが、すでに#1番のレーンの前には20人位ならんでいます。いつもの儀式で搭乗機の写真を撮影し、その長い列の後ろに並びます。で、まだ時間が有ると思ったら、既に優先搭乗が始まっていて、程なくしてGSがコールされます。一人通過すると、「さて、今度はGlobalFirstかな」と思ったら、いきなり「1番の人搭乗開始」となって列ごと動き出します。まぁ、席が無くなるわけでは無いのでそのまま流れのままにボーディングパスをスキャンして中に入りますが、でもチェックインカウンターといいボーディングといい、殆どGlobalFirstのメリットって感じませんね。

さて復路も1Aと一番前の左端の席。ちょっと失敗したなと往路でも感じていたのが、座ると目の前にギャレーの灯りが飛び込んでくること。まぶしいと言うほどでは無いけれど、室内のライトが消える飛行中は結構目立ちます。ウェルカムドリンクのシャンパン+OJを飲んでいると、ボーディング終了時刻の18:00前、17:50頃にはもうドアクローズ。ゲートアウトしてプッシュバックされて、さらに誘導路に入るところで横向きになり停止して機体の最後の確認をはじめます。

エンジンの音が上がったり下がったりして、さらに暫くすると機体が動き始めました。さて出発と思ったら、何か様子が変です。一度ターミナルから遠ざかったのに、今度はターミナルに近づいていきます。で、なんとゲートアウトした#96ゲートに再び入ってしまいました。直ぐに機長からアナウンスが有り、左エンジンの再起動が聞かないので、メカニックが確認するという内容。この時点では、もう深夜前の羽田到着は無理と諦めました。

早めにゲートアウトしたので、戻ってきて丁度出発時刻の18:15位。長丁場になるかなと思ったんですが、結局何が原因で何を修理したのか分からないけれど、20分程で無事トラブルは解決し再度プッシュバックされて誘導路に出て、今度は本当に滑走路に向かいました。ただ、問題のあったエンジンは自分の側にあるわけで、何かトラブルが発生したら自分の方が一番に影響するんだろうかと、半分ドキドキしながらの離陸になりました。

離陸の滑走が始まり走り出すと、「アボートしませんように」と祈り、限界速度を超えて機体が浮き上がると「どうかこのまま上昇しますように」と祈り、ある程度高度を取り方向を変更しつつ緩やかに上昇するときには「どうか緊急着陸せずに、このまま飛行できますように」と祈り、何とか水平飛行までたどり着き。ここでやっと一安心です。

このフライトですが、使用機材は同じB777ですが、いろいろと往路とは異なることが。まず離陸前に放送される機内安全ビデオが、ニュージーランド航空を意識したのか、ビーチに座席が置かれて、水着姿の乗客やらが登場いる内容でビックリ。もしかしたら往路でも流れたのかもしれないけれど、その時には既に寝てしまっていたので記憶にありません。さらに配られたアメニティが新しくなっていました。往路ではいつもBusinessFirstで配られるポシェット型のものでしたが、復路では二つ折りの新しいバッグでした。さらにビックリしたのが、その中に入っていた靴下。足裏の部分にゴムのいぼいぼみたいな滑り防止加工が施されていて、一寸コストが掛かっている感じ。UAも余裕が多少は出来てきたのか?
往路では時刻の関係で簡略化されたミールでしたが、復路ではがっつり頂きました。ミール内容も、やはりそれなりに充実していたけれど、味付けは... GlobalFirst Loungeでは、特に食べ物を食べたわけでは無かったんですが、お腹もそれ程空いておらず、食欲も無かったと言う事もあったかも。この時は和食をオーダーしましたが、洋食と同じく前菜にスープにサラダが出てから、和食膳が出され、さらにその後に主菜とご飯が出てくるから、もう食べきれません。結局、サラダを食べたところでもうお腹一杯で、小鉢をちょっとつついただけで、主菜とご飯は断ってしまいました。当然、チーズもデザートも断り、回りの食事が終わったことを見計らってからシートを倒して睡眠モードで落ちます。

目が覚めたら到着予定時刻まで3時間位だったので、結構寝たことになります。その後暫くウトウトしているうちに、CAさんが来て「食事にしますか」というのでお願いしました。2回目は、オムレツ、シリアル、チキンカツで、どれでも良かったけれど一番無難そうなチキンカツに。でも、掛かっていたソースが中華風の味の濃いもので、結局殆ど食べられずに終わってしまいました。

羽田空港へは定刻22:45に対して22:50頃に到着。B滑走路に降りたので、Uターンして誘導路に入ると、直ぐに国際戦ターミナルの147番スポットに入りました。入国審査は直ぐに通過出来ましたが、荷物を預けていたので、それがなかなか出てこない。GlobalFirstなのに、結構後から出てきて、税関を通過して荷物を宅送するためにJAL ABCのカウンターに着いたのが23:30近く。三井住友MasterCard Platinum特典で、一つは自分宛にもう一つは弟宛に発送してから、急いで京急のホームに降りたのが23:40頃。23:42の品川行きに何とか間に合いました。この後、京急蒲田で久里浜行きの特急に乗り換えて、京急横浜駅に到着したのは日付も変わった00:07。そこから後泊用の横浜シェラトンに入り、やっと今回の旅行も終了でした。羽田着の深夜便、自家用車とかあれば良いけれど、最初から空港ホテル泊にしないと、ちょっとフライトが遅れると厳しそうですね。やはり帰国便は成田行きかなと思います。いずれにしても、今回も大きなトラブルなく旅行が完了してやれやれです。()

0 件のコメント:

コメントを投稿