2014年11月6日

目には目を、歯には歯を (2)

小笠原諸島近海の、中国漁船による密漁行動ですが、台風20号がこの付近を通過して悪天候になるため、中国漁船群が近隣の島に非難してくるのではと話題(問題?)になっています。既に警視庁は増員の警官を送ったりして、もし非難して入港したような場合には、臨検できるような体制も整えつつあるようですけど、台風が通過したらまた元の状態に戻るんでしょうから、それを見越して対策をしないと。残念ながら海上保安庁のリソースは既に満杯で、これ以上の対策は厳しいみたいですけど、そうなるとここは海上自衛隊に周辺パトロールさせなきゃだめなんじゃない。

あと、海底の様子などビデオ撮影して、「中国漁船の違法行為が、これだけ世界自然遺産を破壊しているキャンペーン」を展開して、世界からの圧力も集めないと。違法漁船は必ず存在するにしても、今回の様に200隻という大集団には、単に一攫千金で宝石珊瑚を密漁する以外の意図もあるのではと言われているけれど、それも何となく納得できる話。中国の報道官が「日本には、取締りを丁寧に、理性的、抑制的に行い、適切に処理するよう望んでいる」といったそうですけど、これって勘ぐれば「自衛艦を出してくれば、同じ事を尖閣でやるぞ」と暗にいっているように聞こえるんですよね。つまり、自国の領海警備に軍組織を出すのであれば、こちらも自国領土(と、言っている)尖閣諸島に軍組織を派遣するぞ、と。数と無茶振りだけは得意な国だけに、冗談では住まない雰囲気も。

で、海上自衛隊機がパトロールで密漁船の映像とか報じていますが、あれで船体番号とか確認できたら、毎日でもその船体番号リストを世界中に公開しつつ、中国外務省なり中日中国大使館へ毎日リストを送りつけて、対策の進捗状況を日々報告させたらどうだろう。当然、これらの密漁船がこれだけ自然破壊をしているという映像付で。来週から始まるAPECなんて、絶好の機会ではないだろうか。世界に向けて、自然保護の重要性を訴えつつ、暗に(明確に?)中国の管理能力の無さを指摘するとか。情報戦が重要な時代ですからね、今は。

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