2014年6月24日

病は気から

4月に毎年恒例の会社での健康診断が有り、その結果が先月戻ってきたんですが、いつも指摘される血圧が高いとかBMIが25を超えているとか言うお馴染みの注意項目データに追加して、今年は久しぶりに受診したバリウム検査で「胃の上部にポリープがある」と引っかかってしまいました。バリウム検査は、毎年の標準検査項目では無くて、いわゆる希望者のみのオプション検査。以前は、35歳から5歳刻みで必須項目になっていたんですが、何年か前に毎年のオプションに変更になり、暫くそれに気がつかずに受診していなかったんですが、今年は念のため受けておこうと何年かぶりにバリウムを飲んで撮影して貰いました。そしたら、ポリープとは... orz

で、その受診結果を受け取ったときから、どうも胸の肋骨の中央部胸骨のあたり、ペンダントとかするとそのメタル部分が来るような胸の真ん中当たりが時々痛むようになってきました。「え、ポリープのせい?」とか最初は焦ったんですが、位置的に一寸高いし、どうも内蔵からの痛みというよりは、以前現役時代に何度かお世話になった肋軟骨骨折のような痛み。位置的にも一寸近いし。ただ、それなら深呼吸とかすると痛みが出たりするんですが、そう言う気配もない。さらに、そのうちにその痛みの部分が右に行ったり左に行ったり、さらには脇の下近くの胸の筋肉が痛くなったりと、体の中を痛みが横移動している雰囲気。

内臓疾患で痛みが出ることもあるので、うーん最悪もう進行性のガンでそこまで転移しているのか、とまで考えるようになってしまいました。正直なところ、最初は疲労だろう、先週の試合の時に思いカメラ鞄を担いで移動したからだろう、等々理由は幾つも出たんですが、何故か胸の痛みだけは時々思い出したようにしくしく痛んだりします。そんなこんなで、今月になってやっと仕事も一息ついて時間的余裕も出来たので、近所の内科医に行って胃カメラで検査をお願いしました。

幸いなことに、子供の頃から大きな病気とか怪我をしたことのない私。入院もしたことがないですし、これまでで1番大きな施術と言えば、何年か前に奥歯にインプラントをレたこと位でしょうか。ですから、胃カメラを飲むのも初めて。残根な事に、最新式の鼻から挿入するものでは無く、口から挿入するタイプなので一寸心配でしたが、実際に看護師さんの指示に従ってゼリー状の喉の麻酔薬を飲み、口に穴の開いたマウスピースをはめて、結構太い胃カメラのファイバースコープを挿入されましたが、そんなに違和感もなく診察していただけました。胃カメラ挿入時には、モニター画面が見えないのでひたすら「何事もありませんように」と祈りながらの5分間。麻酔の効いた喉から胃カメラのケーブルがすぽんと抜けると、見ていた医師の方が「問題無さそうですね」の一言。その後、暫く落ち着くのを待って、実歳に撮影した十二指腸、胃、食道の画面を見ながら説明してくれましたが、「綺麗な状態ですね」という事。バリウム検査で指摘された部分も含めて、特に問題無い状態で、胃壁内部の皺や凸凹がポリープと判断されたのではということでした。

検査も無事終わり、外に出てしばらく歩いていると(麻酔の可能性があったので、車では無く徒歩で来院)、それまでしくしくと痛む胸の痛みが消えています。ここ数日は、一寸大丈夫かなと心配になるくらい痛みが出たりしたんですが、そんなことは嘘のように痛みが消えてしまいました。本当に「病は気から」を激しく実感した一日でしたねぇ。いずれにしても、そろそろ歳も歳なので早め早めに検査や通院はしないと。その為にずっと高い保険料を払っていたんだから、と最近感じるようになりました。

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