名バイプレーヤーの一人、俳優の蟹江敬三氏が胃がんのため69歳で無くなる。個人的には、長く耳に聞き慣れた「ガイアの夜明け」のナレーションが一番記憶に残ります。実は、今年に入ってしばらくしてから、ガイアの夜明けのナレーターが別の声になっていて、最初は蟹江氏のスケジュールの都合で代役になっているのかと思っていたんですが、それが何話も続けて戻る様子が無し。こういう場合って、不吉な前兆なんですよね。ただ、メディアにはそう言うニュースが掲載されていなかったので、もしかしたら番組改編の為なのかなどと、良い方向に期待していたんですが、やはり体調を崩されていたんですね。
その厳つい(失礼!)風貌と、独特の声質で、なかなかインパクのある役者さんだったので、結構気になる俳優さんの一人でした。仕方の無いこととはいえ、残念ですねぇ。ちょっと木訥とした語り口調で、企業活動や経済活動の厳しさや困難さを説明し、最後に今後の明るい展望を伝えてくれるパターンは、その語り方声質だから凄く信頼できるものだったように感じられます。番組の重要な構成要素の一つであったことは誰もが認めるわけで、本当に残念ですね。
ご冥福をお祈りします。
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