2014年4月5日

それは母の愛?

毎度お馴染み「金曜日の新幹線シリーズ」。前夜からの雨も上がり、空気が少ししっとりして花粉症の鼻にはありがたい金曜日の朝。いつものように浜松駅のホームで東京行きのひかり号を待ちます。乗車口前の整列線上、私の前には大きなダッフルバッグとショルダーバッグが置かれていて場所取りをしています。東京行きのひかり号入線のアナウンスがホームに流れると、今年大学入学かなという男の子と、その子の母親らしい女性がそこにやってきます。どうやら新学期で東京方面に出かける息子を母親が見送りに来た、と言う雰囲気。「乗換分かる」とか確認している親子に一寸微笑ましい雰囲気を感じていたんですが、それがその後一変。

ひかり号が入線して停車する頃、母親が「入って右に行くんだよ」みたいな事を息子に言っています。この並んでいた乗車口は指定席車両の6号車と自由席車両の5号車の連結器付近の6号車側の入り口。普通は、ここから入って、左側の6号車に行くはずですが、時々長い列が出来る5号車の自由席車両へ早く入って座席を確保する輩がいるんですが、それを息子に教えているんですね、このお母さん。で、入り口が開くと、下車する人が降りきるのと同時にこの男の子君は大きな荷物を抱えて乗車し、直ぐに通路を右に折れて5号車方面へ向かいました。

まぁ、時々見る光景ではあるけれど、何も新学期? 新入学? に向かうその日にやらせなくても。座席指定料金だって、高々数百円何だから、そう言う記念の日位ちゃんと指定を取って余裕を持って向かえるようにしてあげるのが母親じゃないのかとちょっと残念な気分。これも新幹線で見られる人生ドラマの一つでしょうかね。

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