2013年10月20日

ディアーズは続く

Xリーグでは数少ない「企業チーム」として、そして日本でもトップの実力を持つチームとして長年活動してきた「鹿島ディアーズ」。今シーズン初めに今シーズン限りで鹿島の支援が終了すると発表された時には、フットボール関係者に大きな衝撃が走りました。その鹿島に変わって来シーズンから住宅設備のリクシル(自分的には「トステム」ってほうが馴染みが深い-笑)が、5年間を目処に支援することが決まったという記事。リクシルグループって、一時横浜ベイスターズ(現DeNA)の身売りの時にも手を上げたくらいの会社だから、企業規模・財政的には問題無いと思うけれど、「フットボール」という日本ではマイナーなスポーツに対してどれだけの投資効果を考えているか、理解しているかが一寸心配。でも、Xリーグのスポンサー企業を見ると、結構そうそうたる会社が並んでいるんですよね。鹿島、富士通、アサヒビール、東京ガス、オービック、ノジマ、IBM、明治安田生命、三菱グループ(三菱東京UFJ銀行、東京海上日動火災保険、三菱電機)、パナソニック、アサヒ飲料、などなど。

学生スポーツで考えると、それほどマイナーな存在では無いんですよね。野球とかサッカーとかには負けるだろうけど、チーム数もそろそろあるし。それが社会人になると、ぐっと減ってきてしまったのは、色々理由・原因はあると思うけれど、チームの入れ替わりとか関心を持つ企業が色々現れてくれると言った、新陳代謝が不足していた、事もあるかと思います。チームとすれば、ずっと安定的にサポートを受けられるサポート企業の存在が一番ありがたいけれど、逆により良いサポート条件を目指して、サポート企業を変える、と言う事も本当はあっても良いわけですよね。まぁ、その為にも、そのスポーツ競技自体がもっと魅力的かつアピールできるものにならないといけないわけだけど。日本で一番メジャーなスポーツと言って良い野球にしても、厳しいところは厳しいですしね。

アベノミクスで経済状況が良くなれば、フットボール以外のスポーツも含めて企業とか支援企業の興味も復活してくれることを祈りたいですよね。本当に。

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