2012年12月26日

共同支配

尖閣諸島にプレッシャーを掛け続ける中国。で、「共同支配」というのは、以前の日韓中間線のガス田開発とおなじじゃん。あの時だって「共同開発」と言いつつも、どんどん自分達で勝手に開発進めていった訳で、今回も同じでしょうね。領空侵犯対応で、これまで遠慮していた石垣島へのレーダーサイト建設も話題に上っているそうですけど、こちらも力強い態度を示さないとね。向こうは、こちらが神経戦で衰弱したり、何かのトラブルがあったときに「逸れ見たことか」とそれを口実に軍を進める事を考えているのだから。

今回の尖閣での対峙は、日本対中国と言う事だけで無く、アジア対中国の前哨戦みたいな意味合いもあるわけで、ここで日本が日和ってしまうとアジアからもそっぽを向かれるでしょう。中国からアジアシフトをしている日本の経済にとっても、重要な話だと思います。

今日からスタートする安倍政権の重要課題の一つだと思うけれど、どうも正式にスタートする前から譲歩している感じがします。結果的にそう言う一つ引いた態度で臨むにしても、最初から手の内を見せなくても、もっと相手を焦らせればいいのに。ちょっと戦術下手な気がしますね。そういうところに、中国は突いてくるのに。

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