2012年3月10日

お客様、お静かに...

「金曜日の新幹線シリーズ」ちょっと番外編。仕事の都合で、今週は木曜日に上京し、金曜日の夜にいつものように帰宅。

木曜日の往路は、いつもの新横浜下車ではなく、品川まで乗って乗り換えての移動。木曜日と金曜日の一日違いだけで、金曜日はいつもけっこう空いている車内は、木曜日の朝はそこそこ混雑しています。これが時期的な理由なのか、曜日の理由なのか分からないけれど、それでも自分の横は空席のままで新横浜まで到着。普通ならここで下りて乗り換える訳ですが、この日はそのまま座ったままで新横浜を発車。新横浜-東京、朝の通勤で利用する人が多いので、朝の9:00までは指定席に自由席の切符で乗車できます。自由席は混雑しているので、この新横浜からは指定席車両にどっと乗客が乗り込んでくるのが朝の風景。この日も一気に座席が埋まったんですが、もともとけっこう席は埋まっていた状態でしたから、中には座れずに立っている人も。品川で下りる人は少なかったので、さらに東京まで立ったままの人がいたかも。

で、問題は翌日の復路。この日は午前中で都内のミーティングは終了したので、お昼に横浜の会社に移動し、午後は通常営業で金曜日の業務終了。いつものように新横浜に出て、浜松停車のひかり号に乗車します。この日は帰宅するときも混雑していて、自由席車両の通路も埋まっているし、指定席車両も満席。この日は2席列窓際に席を取り、座っていたんですが、ここで耳に入ってくる話し声。通路を挟んだ反対側3席列の一つ後の列に座る男性の一人らしいのですが、この声がよく通る。で、連れの人にいろいろ話をしているのですが、これが丸聞こえ状態。連れの方は「社長」と呼ばれていたので、この男性は接待か添乗なのかもしれません。車内販売のワゴンが通れば、これを止めて「ビールは500mlはあるの」とか「おつまみは? ちくわある」とか、ちょっと軽薄っぽいしゃべり方の声が、どうも気に障る(笑)。で、この男性のしゃべくりはノンストップ状態でして、延々と続きます。丁度、明石家さんまのしゃべくりを、話すスピードを70%位に遅くして、声をよく通るテノールっぽくして、声の大きさは同じくらいで、と考えると丁度そんな感じ。こんな時に限って、iPod touchは荷物棚に上げた鞄の中に入ったままで、取り出すのも億劫。でも、暫く目を閉じてうつらうつらしていたら、昼間の疲れもあったのか、寝てしまいました。

静岡に到着すると、いつものように一斉に乗客が降りていきます。あの、五月蠅い声の通る男性もここで下りるみたいですが、通路に出て待っている間も、のべつ幕無しに話し続けています。その声がドアの向こうに消えて、やれやれと思ったら、この日は意外なことに静岡駅から乗り込んでくる乗客が多くて、一旦がらんと空いた車内が、再び殆ど埋まってしまいます。私の横の席も、3人グループが来て、両方の窓際の席が埋まっていたので、2人+1人と通路を挟んで分散して座ってきました。で、この3人組(見た目は、30代から40代前半のサラリーマン風)も、おしゃべり好きな様子で、KIOSKで買ってきただろうスーパードライを座るやいなや開けると、この日の仕事の事を話し始めます。この人達も、声が結構大きい。再び寝てシャットアウトしようかとも思ったんですが、何せ次は自分が下りる浜松ですから、それも出来ず。なんか、この日は運の悪い新幹線でした。

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