2012年1月13日

Google+とSearch+

Googleに自分のデジタルライフの多く(多分過半数)を依存している一人としては、Googleが次々に出してくるいろいろなサービスに感心が高いのですが、Google+はまだ使っていません。理由は、SNSとしてすでにFacebookにアカウントを作っていて、しかも、それすらも単に自分へのコンタクトポイントとしてしか使っていないから。最初の頃はFacebookでどんどん人の輪が広がるのも面白かったけれど、正直、それにも限度があるなとすぐに実感しました。

「ほんまでっかTV」で、友達の数は150人程度が限界で、ネットワークでも大体同じくらいとのことですが、その中でも本当にごく少数の「親友・兄弟」レベルから、たまたま知り合いの知り合い程度で何となく知っているレベルまで、多分10や20段階くらいのレベルがあると思うんですよね。そう言うレベル分けが出来ないのがFacebookの面倒なところで、そのところを少し改善したのがGoogle+の有意さ、というのがざっくりした自分の理解。でも、ちらっとGoogle+を覗いてみても、あまりFacebookとの違いを感じないんですよね。で、このSearch+では、Google+と連動して検索実行してくれるということで、確かに便利そうだけど、逆に言うとGoogle+で適切な関係ネットワークが構築されていないと、かえってノイズを拾ってこないだろうか。勿論、そう言うフィルターのない一般的なネットワーク状態で検索するよりも、範囲やレベルをある程度絞ることが出来るから、それだけ高品質な検索作業が出来るかもしれないけれど、逆に何か新しい知見とか予想外の知識なんていう出会いは無いかもしれない。

個人的に欲しいなと思うのは、すべての検索結果に対して、いろいろなフィルターを適用してふるい分けできるような機能。その一つに、このSeach+のような特定のSNSでの結果を含む・含まない、というのもあるだろうし、例えば「論文からだけの結果」とか「新聞記事からだけの結果」とか、あるいは特定の地域や時間(これは今でも何日前というのはあるけれど、期間で区切るとか)、さらには別々の検索結果を比較して、両方に含まれる内容・含まれない内容、それら以外の内容というような論理処理が出来たりとか、そう言う機能があると良いんですけどね。今でも、検索キーワードを論理結合して検索することは可能だけど、もう少し直感的に出来ないかなと思います。「検索動作」ではなく「検索思考」みたいな感じの作業方法が出来ないかな、と。最も、Googleには、ここにも時々書き込む基本的な機能や仕様を、もっとちゃんとインプリメントすることを、優先して欲しいところだけれど...

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