2011年9月14日

build Windows

今週、CAのアナハイムで開催される、Windows8の開発者向けイベント"build Windows"の様子。手元のPCは、1台を検証用としてWindowsXPを残していますが、残りは全部Windows7に移行してやっと慣れたところなのに、次はもうWindows8ですかいと、Microsoftに小言を小一時間(笑)。Windows7が登場したのが2009年の10月なので、Windows8が来年登場すれば、3年後のリフレッシュだからまぁそれなりの時間をおいてのリフレッシュとは思えるけれど、Windows7のSP2を出してその後2013年後にWindows8を出しても良いんじゃないか? もっとも、これまでのOSリリースは、結構なんだかんだ言って遅れて出てきたから、結果的には2013年になるのかもしれないけれど。

こちらの記事によれば、このWindows8の売りの一つはPCとTabletの融合と言う事らしいんだけど、それだとPCに比べてまだ非力なTabletのシステムリソースでも十分軽快に動くと言うことなんだろうか。でも、PC(Win32)とTablet(WinRT)でAPIが違うと言う事だから、インストール時に実行モジュールを選択して、それぞれに最適化されたものが走るんだろうな。となると、PCではリッチな機能にあわせてそれなりに重くなり、TabletではUIはMetroで改善されるだろうけど、やっぱり今のようにPCとは似て非なる感じなのだろうか。

Microsoftは、PCもTabletもWindows8で統一する事に熱心なようだけど、Windows Phoneは統一しないんだろうか。プラットフォームをAndroidにしたくないのかもしれないけれど、スマートフォンだけはこのままだと別系統になりそう。一方で、AppleはMac OSとiOSは今のところ別物として継続していく雰囲気ですよね。Appleの場合、PCとiPad/iPod/iPhoneとハードもOSも全部自社開発だから、特に統一しなくてもいいのかもしれないけれど。システムプラットフォームまで自分で管理できるAppleに対して、プラットフォームまでは制御できないので、自社のWindowsでシェルレベルで統一させようとするMicrosoft。その中間的なGoogle(Android)と、なかなか面白い立ち位置にそれぞれがいるな、変なところに感心してしまいます。

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