2011年5月31日

ASUS@COMPUTEX TAIPEI 2011

台湾で開催される"COMPUTEX TAIPEI 2011"前日のプレスカンファレンスで展示された、ASUSの製品群。以前は、業界では有名企業だったけれど、一般にはマザーボードとかごく一部の人にしか知られていないようなメーカーでしたが、ネットブックブーム火付け役となる"Eee PC"で一気にメジャーメーカーと遜色ない位の知名度を獲得しましたよね。正直、ネットブックブームはもう終了したと思うけれど、そのまま失速気味のAcer(失礼!)に比べて、ASUSはその後も意欲的な製品群を幾つも発表していて、ちょっと興味があります。

 その中でもちょっと「それやりすぎだろ」と思ってしまう、最薄部3mm(!)という"new UX Series"。写真で見ると、パームレスト先端部なんか「凶器」みたいにみえますね(笑)。MacBook Airに始まった薄型競争も個々まで来たかという感じ。ただ個人的に「それって本末転倒じゃない」と思うのが、薄型にして強度を出すために重くなってしまうこと。このASUSのモデルも、1.1Kgということだけど、見た目で感じる重さは700~800g位の印象なので、その比較で言えば結構重いですよね。薄型は確かに魅力的なデザインであり差別化ではあるけれど、それを実現するために強度のある部材を使うために、重くなる(それでも1.1Kgは十分軽いけれど)というのはどうだろう。このモデル、最薄部3mmで最厚部17mmとのことですが、厚みが17mmフラットになっても重さが800gとか700gになった方が、自分は付加価値を感じるなぁ。

でも、一度くらい実機に触ってはみたいですね。でも、MacBook Airの時みたいに、デザインは凄いけれど持ったときの重さと金属の手触りが嫌で、速攻で飽きちゃうかもしれないけれど(笑)。

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