去年のクリスマスから始まった、全国的な「タイガーマスク現象」。世知辛い現在において微笑ましい話題ではあるけれど、ちょっとやるせない気持ちも。最初のインパクトが結構大きかったのか、その後全国的に広がっていますが、何か元々の「善意」が、何かを渡す「行為」が重要になっているようで、ちょっと違うんじゃないかという印象も。今日の某朝の情報番組のMCは、善意のあった全国各地の場所を示す日本地図を見て、「四国と北海道はまだですね」なんて言っていたけれど、それじゃぁ善意の押し売りを要求しているんじゃないのかと、ちょっと憤りも(いゃ、もともと、このMC氏は好きじゃ無いんだけど)。
世の中には、いろいろなレベルで困っている人が多いと思うけれど、子ども手当を少し削減して、児童施設等の子供達へ進学用文房具やランドセルを送るようにすれば、個人的には納得できない今の子ども手当も、それなら少しは納得できる気もします。少なくとも、塾の費用とか回転寿司とかの代金になるよりは納得できる。
タイガーマスク=伊達直人の最終回ってどうだったっけとWikiを見てみたら、結構寂しい最後ですよね、アニメ版にしても漫画版にしても。現実の「伊達直人」達は、贈り物をした分以上に、何か幸せを受け取って欲しいけれど。出来れば、今年限りの一過性のブームで終わるのではなく、バレンタインとかホワイトデーじゃないけれど、この時期に何か贈り物を恵まれない子供達の施設に送る、なんていうことが、これをきっかけに定着するとちょっと嬉しいですね。
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