2008年8月19日

伴走自転車

北京オリンピックも、もう終盤。陸上競技は、厳しい結果が続きますね。で、日曜日の女子マラソンで気になる光景が。選手が走っている走路と、応援の観客(一部、広報ボランティア?)が並んでいるエリアの間に、バッファーみたいな感じでスペースが取られていたんですが、ここをどう見ても一般人みたいな人たちが自転車で選手を追いかけてたんです。観客席の方を見ている武装警察の要員も、自分の背後を通り過ぎるこの自転車集団を見ても、何も言わなかったけれど、あれっていいんだろうか。それとは別のグループで選手の走路端を走っていた自転車群もあったけど、こっちは給水ポイントとかチェックポイントを通過するときに、何か胸の前のIDカードみたいなものを振ってアピールしていたので、こっちは認められて入るみたいだけど。でも、何やってたんだろう、この人達も。撮影機材を持っている様子も無かったし。

以前のプレオリンピックの試合とか北京マラソンなんかでも、自転車軍団が延々と選手の集団を追いかけたり併走したりしていて、大丈夫かと思ってたんですが、今回はセキュリティのために観客すら制限されている状態。でも、あれでいいんだろうか。嫌な想像はしたくないけれど、自転車にちょっと爆発物とか隠して事件を起こすなんて事も出来そうな雰囲気。

日本でも、マラソンとか駅伝のレース中、歩道を激走してテレビに映ろうとする自転車は見るけれど、今回の場合はテロ対策で厳しく制限されているはずなのにねぇ。北京オリンピックでは、いろいろちぐはぐな様子とか光景を目にするけれど、あの併走する自転車群もその一つですよね。

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