2008年7月21日

乗り入れ規制

北京オリンピックに向けて、北京市内での末尾番号制限がスタートしたという話。ナンバープレートが偶数なら偶数日に、奇数なら奇数日にのみ、パラリンピック終了の9月下旬まで北京市内乗り入れが制限されるというもの。出張で何度か北京に行き、多少なりともあの「交通渋滞」を経験している身としては、半分に減っただけでどれだけ効果があるのかという気もするんだけど、まぁ半減というのは大きいですよね。もっとも、対象が一般車両に対してなので実際に現象する割合は40%とか30%位なんだろうか。また、大気汚染軽減のために、市内の工事現場もパラリンピック終了まで工事を中断させられると言うことで、まぁ大気汚染軽減には何らかの効果はあるんだろうけど、それで実際の経済活動とか影響しないんだろうか。

規制と前後して、新しい地下鉄路線のスタートとかバックアップも始まっているとはいえ、路線も限られているわけですから完全に規制の補完対策とは言えない。多分、これまで以上にバス利用者が増えるんだろうけど、それで逆に観光客はこれまで以上に戸惑うんじゃないだろうか。北京市内の移動で、地下鉄、タクシーまでは我慢できるけど、あの乗り合いバスにだけは乗りたくない、というか迫力に負けて乗るチャンスなんて無いんじゃないか。

世界的なイベントですから、トラブル無く成功裏に終わって欲しいとは思うものの、本当に大丈夫なのかなと不安もまだまだ残るオリンピック前ですね。さて、北京の空に青空は広がるんだろうか...

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