2008年7月1日

中国版きゅっぱちの世界

ITmediaより、中国の独自3G規格であるTD-SCDMAのテストサービスに関しての記事。もちろん、何時の時代でもどんな分野でも新しい発想とか技術革新は必要だけれど、ある程度普及している分野でそのすでに普及している技術と同程度の新技術を投入しても、正直インパクトは無く、そのまま立ち消える場合がほとんど。この中国版3Gにしても、どちらかというと海外の3Gに対抗して無理矢理作ったような気がするし、中国国内以外では端末メーカー以外はほとんど興味のない様子だし。 正直、北京オリンピック前にある程度中国国内で普及していれば、それなりに効果はあったと思うけれど、現時点で記事に書かれているような状況だとこのままフェードアウトしてしまいそうな予感。何となく、一時日本のPC市場のほとんどを押さえていた、NECのパソコン「きゅっぱち」を彷彿させる、中国のTD-SCDMAなんです、私的には。

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