2008年5月14日

NGO-BOS-ORD-SFO-NRT (15) - Soldier Field

フィールド博物館の反対側には、さらに一段小高い丘の上にNFL Chicago BEARSの本拠地"Soldier Field"が見えます。いゃいゃ、フットボール好きには溜まりません。BEARSは、決して贔屓チームではないんですが、でもNFLのチームのホームスタジアムなんて、そう滅多に見られるものじゃないですから、正直感動の一言。ここまで荷物を肩に担いで結構歩いてきて、ちょっと疲れ気味なんですが、一気にアドレナリン噴出。元気に、丘の上にあるスタジアム目指してドライブ開始です。

入り口正面にある"Soldier Field"の記念碑、とでもいえばいいでしょうか。"Soldier = 戦士"とその家族、みたいなイメージの内容です。で、この図柄は、まぁ"Soldier Field"と言う名前のことだけありますから、別に不思議はなかったんですが、この記念碑の裏に回ってさらにビックリしました。

このサイズの写真では見にくいんですが、"Let every nation know, whether it wishes us well or ill, ..."という言葉で始まる文章が書かれています。最後には、"John Fitzgerald Kennedy"の署名が。そう、第三十五代アメリカ合衆国元大統領・ジョン F.ケネディ大統領就任演説の中の有名な一節が書かれています。ざっと意訳すると「我々が自由と生存の権利を守るために、どんなこともする覚悟であることを世界に知らしめよ」みたいなことが書かれているわけですが、如何にも「世界の警察」を自認する、アメリカらしい文章だなぁと感じます。

スタジアムの周りを歩きながら、少しだけ垣間見えたスタジアム内部の様子。ここ、1994年のアメリカ・ワールドカップの会場だったので、まだ新しくて綺麗なのも道理。でも、NFLのスタジアムの基準から言うと、決して大きいなスタジアムでも無いんですが、それでも6万人近く入るんですからねぇ。いゃ、ほんと、いつかこの中のスタンドに座って、実際の試合観戦をしてみたいものです。

さて、スタジアムの周りには、こういった石版がはめ込まれていて、年代と人物名が刻まれているんですが、それがこれを見て分かりました。アメリカ軍最高の勲章"The Medal of Honor (名誉勲章)"の受賞者だったんですねぇ。それにしては、もう少し人数が居るのかと思ったんですが、もしかしたら全員は書かれていないのかも。

ぐるっと、殆ど一周して、初めてBEARSらしい物を見つけました(笑)。これで、やっと此処がChicago BEARSの本拠地だと納得できます(をぃ)。スタジアムを外から見ただけでしたが、フットボールファンとしてはそれでも十分満足です。でも、何度も言うようですが、いつか試合観戦のために再び訪れたいですね。(続く...)

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