2011年4月27日

HND-SIN-NRT (8) - Orchard Street

ホテルに入ってシャワーを浴びて、クーラーの効いた部屋の中で一息ついて、羽田出発以来初めて落ち着きました(笑)。ここで油断すると、このまま寝入ってしまい夜まで時間を無駄にするので、まずPCを立ち上げて午後の目的地などを検索します。ホテル周辺のBugisは、夕方食事の時にでも回ればいいので、それ以外の場所で何処にしましょうかと地図を見ながら探してみましたが、やっぱり"Singapore"と聞けば一度は"Orchard"を見てみなければ、ということで場所は決定。でも、MRTを使うとちょっと遠回りで乗り継ぎも面倒そう。まだ外は暑そうだったんですが、シャワーを浴びてさっぱりもしたので、ゆっくり歩いて行くことにします。後で考えると、これは失敗だったんですが...
ホテルが接するVictoria StreetをRaffles City方面にしばらく歩くと、Bras Basha Roadにぶつかります。ここを北に向かうと、途中で道の名前がOrchard Roadに変わります。Bras Basha Rd.に入って直ぐ、Singapore Art Museumの白い建物が。この日はEasterの祝日で、館内を無料開放していたみたいなので、ちょっと興味があったんですが、結構人が並んでいたし、先に進むことに。

そうそう、この建物手前の芝生に、ロボットのマーライオンの首がオブジェとして転がっていました。首の切断面には、いかにもという感じで、PCのマザーボードらしきものがが貼り付けられていて、思わず「何台のPCが犠牲になったんだろう」などと想像してしまった(笑)。
途中物々しく警備されている大きな門とかあって、難だろうと後で調べたら大統領官邸の入り口だったみたい。そんな厳粛な雰囲気が、とある道一本を境に猥雑な雰囲気になります。何かというと、日本語で「ポルノ」とか書かれた女性のポスターが貼られていたりするわけで、もともとOrchardはそういう歓楽街だったとガイドブックに書かれていたことに納得。ただ、そういう雰囲気が感じられるのは、多分地区の境目"Border"のところで、このOrchard Road沿いは直ぐに近代的な高層ビルが建ち並ぶ繁華街に変わっていて、人通りも一気に増えた感じです。まぁ、この手の地域のお約束で、少し裏道とか入ると、また違った意味で「お楽しみ」があるんだろうけど、結構そういうことに厳しいはずのシンガポールでそんなことをして大丈夫なんだろうか。
「多民族国家シンガポール」とは言うものの「華僑の町」であることも事実。実際、英語の看板やガイドと同じくらい、漢字も見かけます。そんな「漢字」の氾濫の中でも、やはり日本で見慣れたものはちょっと印象が違いますね。「髙島屋」の「髙」の赤い文字なんかもその一つ。この辺りは、Orchardの中でも北の外れの方になると思うんですが、さてどの辺りだろうとポケットに入れてきた地図を出そうとしたら... 無い orz どうも途中で何度か確認しているうちに、無くしてしまったようです。バイブル(笑)「地球の歩き方」の折り込みの地図を破って持ってきたもので、実はこの後Clarke Quayに回ろうかと最初は思っていたんですが、このままでは道に迷いそう。まぁ、また次回来たときに行けばいいやということで、暫く周辺のモールとか見物してから、また来た道をホテルに戻ることにしました。(続く...)

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